資金

塗装屋の資金繰りを理解し改善することで、確実に塗装屋の業績を良くした方法!

あなたの資金繰りは大丈夫?

資金繰りについて解説

資金繰り、こう聞くと???

よく分からない。そう思う人も多いだろう。現に私がそうでしたから。

小難しいこと言ってるんじゃないよ!売上をあげればいいんだよ!塗装屋で資金繰り?そう思っていたことがありました。

とにかくお金をかき集める。そうすればうまくいく、たくさん入れればいいそう思っていたのです。でもどうやって?結局そんなにたくさんお金は入れられない。

そこには制限がありました。そりゃそうですよね?そんなにたくさん入れらるのであればみんな苦労しないです。入ってこないから苦労しているのです。

だからお金をあっちやったり、こっちやったりして、やりくりしているのです。でもそれが資金繰りなのですよね!資金繰りは自然と自分自身でやっているのです。感覚的に行っているものでもあったりします。

毎月仕事をして、月末にどれくらいのお金が必要になるかは想像がつくので、だいたいこれくらいのお金があればどうにかなる。そう考えてお金を回しているのです。

私の場合は、とにかく売上をたくさんあげる。あとはどうにかなる(笑)

初めは何もわからないものです。どのようにお金を扱えばいいのかも。何もわかりません。

帳面をつけろとか。売上帳をつけろとか、経費帳、、、いったいどれだけ帳面が必要なのだよ!細かく分けるとたくさん分かれていたのです。

でも、大きな会社や小さな個人事業、やることは似ていても同じではない。自分の仕事の規模にで対応すればいい。小さな塗装店であればノート一枚で十分理解することができる。

幾ら入ってきて、いくら出ていくのかを書き出すだけでいい。

とは言うものの、、、

やってみるとなかなかうまくいかない。何をどう考えればいいのかわからない。そんなことないですか?私はそうでした、自己流で考えて制限を付けていたのです。

自己流、制限、自分で考えるから、自分の範囲内でしか考えられない。

エクセルで表を作っても、表に数字を入れても、売上などの数字は理解できても資金繰りと言われるとよく理解できなかった。

塗装屋で資金繰りに苦しむ理由

資金繰りを楽にする方法を解説

結局はよく分からないからではないだろうか?

私のように表に数字を入れてもわからない。だからわからない理解できない。

塗装屋で独立して、資金繰りと言われると、とにかく難しく考えた。

そもそもなぜ資金繰りをする?

お金が足りないから?それだけではない。お金の循環を見る。でもここでは私の悩みだったことを解決させるために資金繰りを考えてみることにする。

悩みとは?

いつも考えていたこと、それはお金はいくら入ってくるのだろう?今月は支払うときにお金が足りるのだろうか?結局はこの一点に尽きる。だからいつも頭の中で考えた。

売上が幾らあるかを計算する。あそこが何十万で、あっちが何十万、他にもあるだけ足していく。そんなにたくさん無いのでこれでも十分計算できた。

でも資金繰りって?

売上とか経費とか利益とかを一緒にごちゃごちゃにして考える。だからわからなくなる。

結局資金繰りとは、いつもやっているお金のやりくりを、見える化して理解すること。そうすればいつもいつも頭の中で同じことを考えることもない。

大雑把なものであれば、前月からの繰り越し金額を入れて、今月の入金額を入れる。
そこから支払う金額を引くと金額が出る。ただこれだけ。

月末に残るお金がわかる。

月末にどれだけお金が残っているのかが分かるとどうなるのか?今まで頭を悩ませていたことが解決する。常に悩み考えた振りをしなくてよくなる(笑)

私は常に考えてました。今月はどうかな?大丈夫かな?

それはこれを頭の中でやっていたから、いつも頭の中でやっていたことを目に見えるようにするだけです。

これで解決!塗装屋の資金繰りの改善法

手に取るようにわかる資金繰りを解説

今月はお金がこれくらい入ってきて、これくらい出ていくから残りは、、、

でもよく考えてみると、いろんなことが見えてくる。前回も話ししたかもしれません。資金繰りには売上や経費もみんな関連してくる。

お金の循環、月末に幾らあるかを見ればいいだけじゃなかったのか?

それはそうです。

でも何のために行なうのかですよね?

何のため?

お金が幾らあるのかも重要です。もっと効率よくすることはできないのか?極端に言うと支払わなければ資金繰りはよくなります。バカなことを言うんじゃないよ!そんなことをすれば大変なことになる。

確かに(笑)

冗談です、例えです。

では半年先に支払うとしたら、叱られます。でも資金繰りはよくなります。

たくさんお金をもらう、支払いを少なくすると塗装屋の資金繰りはよくなります。

私は思ってました。仕事をすれば月末にお金をもらえました。それは孫請けの仕事だからそれが正解だと思っていたのです。実際にどうでしょう?早くもらえるに越したことはない。

良かれと思ってやっていることでも、少し考えてみるとどうでしょう。ただの思い込みなのです。早くしなくてはいけない、私たちはこういう風に教えられてきました。早く!人に迷惑をかけてはいけない。そうしてすべてのことをスピードを持って行うのです。

でも周りを見るとどうでしょう。すぐに支払ってくれるところや期間が空くところ様々です。これは自分で決めてもいいということです。

私はいつも単なる思い込みでこれらのことを決めました。彼が、あの人がやっているから、こうしなくてはならない。自分が仕事をして早くもらえると嬉しいから早く支払おう。こう考えました。でもこれは本当だろうか?

これには間違いも正解もない。全部自分で決めていいのです。

でも大半の支払い日が決められているので、なかなか受け入れられないケースが多いです。何であなたのところは支払いスパンが長いの?そう言われます。

でもこれは合意が得られれば大丈夫だということです。

塗装屋での資金繰りの注意点

資金繰りを改善する方法は無限を解説

資金繰り重要です。でもあまり考えすぎないことです。

小さな塗装屋の資金繰りとは資金が回りさえすればいいのです。よく言われる経営を改善するとか、徹底的に完璧にしようとして力を入れすぎるあまり、資金繰り表と睨めっこ。

ここをそうすれば良いんじゃないか?もっと資金が回せるんじゃないか?などと時間を掛けてしまうのです。物凄く無駄なものでもない限り、それほど資金繰りは変わらない。

そしてお話したように塗装屋で仕事をして資金繰りを楽にしようと無理をすることです。

それこそ支払い日を極端に遅らせたり、経費を徹底的に削ってすべてを自分で行ったりする、数字の面ばかりを考えると本末転倒になりかねませんので十分に注意が必要です。

資金繰りが大変なので、考えなくてもいい、楽なので借金をしてお金を回している人もたくさん居られるでしょう?私もそのひとりでした。資金繰りが悪くなってお金が回らないからお金を借りなくてはならなくなってしまう。

一度借金をしてお金を回し始めると、やっぱり楽なのです。少しの金利を払っていればいつでもお金を貸してくれる、資金繰りが悪くなるとまた借金の借り換えをして資金繰りを良くすることでしょう。悪循環にならないように注意が必要です。

初めは軽ーく考えて利用してみるくらいでいいでしょう?それより一番重要なことに力を注ぐことを忘れないでおくこと。あなたにとって重要なこととは?

稼ぐこと!それが進んでいけばもっと資金繰りは楽になるでしょう!信用がつけばもっと資金繰りは楽になるでしょう!

結局、時間を掛けてゆっくりと構築することが大事なのだということですよね。

塗装屋が資金繰りを改善した後に行なうこと

資金繰りを改善方法で業績をアップするを解説

資金繰り表で資金の流れを書き出すことで、お金の流れ、残高を把握することができるようになると、今まで頭の中で考えていたことが楽に出来るようになって行きます。

すなわち成長です。

現状の収益などが変化することなく資金繰りを改善することができたり、収益を改善することで資金繰りが改善する。または支出を改善することで資金繰りを改善する。粗夜方法を使って改善できるのです。

現状のまま資金繰りを改善することができる、それは何か変化させたということです。今までの自分の考え方から、何か違う意見、知識を取り入れて改善できたのだと思います。

この意見、知識をほかの分野でも意識してみると、また別のものが生まれることでしょう。

それとは違って、現状の収益を変化させることで資金繰りをを改善させた場合も同じく、そこから得られることがあります。収益を改善したこと、そのために行なったことを更に磨きをかけて行うことができます。

今までやって来なくて悩んでいたことが現実化することで、未来が大きく変化します。

塗装屋の仕事で収益をあげたから資金繰りが改善し資金が増えるとどうなるか?

資金繰りを考えて行った施策が、今後の利益を増やすことになると、更に現金が積み重なることになって、資金繰りを楽にしてくれるとともに、お金を自分の手元に置いておくことができる。そのお金を使って更に何かを行うこともできる。

経費に関しても、資金繰りを考えることによって、必要なものと必要で無いものの区別ができた。これからも続けて行くことで更に業績が改善されて資金繰りが良くなることです。

今回の資金繰りから得られることは大きくて、それ以外のことにも影響を与えることになります。

売上、経費、利益のバランスを考えると、更に業績をアップさせて資金繰りを安定させることで、塗装店としての事業を伸ばすことができる。継続した安定経営が出来るようになって行く。

まとめ

塗装屋で仕事をして資金繰りを考えると、いろんなことが見えてきます。

どうしたら資金繰りを良くすることができるのか?

売上面から、経費面を考えて利益を増やすことで資金繰りを良くすること良くすることができるということがわかります。

個で考えるのではなく、固まりで考える。

経営はすべてがつながっている。これまで学んできたことが成果をあげるでしょう。

塗装の職人から独立した私が苦労した経験、分からなかったことを書いています。現在塗装の職人から独立して資金繰りで悩まれている人、どうしたらいいのかわからなかった人、これから塗装の職人から独立しようと思っている人のお役に立てれば幸いです。