仕事の質
みんなと同じように独立して
毎日現場で仕事をしていたのですが!
もらった仕事をこなす。
また次の日も次の日も
仕事があれば安心して
そんな毎日です。
でも思ってた
いつになれば楽になるのか?
自分が求めていた自分の事業
やってることは以前と同じ
これが独立だと思っていたので仕方がない。
私が目指していたことです。
とにかく仕事が欲しい。
毎日心配しなくてもいい仕事量
もうそれは何でも良かった。
どんな仕事でも
何でもあれば良かった。
働けば自由に使えるお金が生まれるから。
それが最低条件
こだわりをもって
仕事の質を求めて
ずっと持ってきた
仕事に対する向きあい方
いい仕事をする。
とにかく満足してもらう。
自己満足でもあった。
いい仕事!
仕事の質!
目の前に見えるのはこれ
見ているのはここ!
とにかくいい仕事!
仕事の質!
このときは何とも思わない。
いい仕事をすればいいんだろ?
そんなの得意だよ!
オレに任せとけ!
仕事なら任せておけ!
そう思って生きていた。
質、質、質
大きくカッコよく
仕事が重なるときがある。
ひとつの仕事をしていて
そこへまた仕事の連絡
欲を出して
というかいつももらっていた先だったので
多少のムリもする。
2人でひとつずつ請け持って
仕事を熟していく
誰かに応援に来てもらって
2つの現場を行う
正直当たり前のように
大きくしたい
これが理想でもあった。
大きく見せたい。
カッコよくなりたい。
同時に2つを追いかける。
このとき思った。
自分がやっている現場とは別に
もう一つの現場
もうひとつのの現場は
自分は何もしなくても
指示だけ出しておけば
指示さえも出さなくても
勝手に進んで仕上がる。
次も同じように!
これは自分にとって都合がよかった!
一軒やれば自然ともう一軒が
同じように仕上がった。
今日はどうやった?
おーまーまー!
大丈夫や!
そんな会話をする。
たまに仕事に行く。
どう?って見に行く!
早く終われば見に行く
ちょっと寄って仕事をすr。
こうして塗装店として
成り立っているようでした。
仕事は流れるようになって行く。
終わればまた次の仕事が入る。
何もしなくても!
今考えると変!(笑)
他社の臨時職人
何もしなくても自分の仕事が
次もまた次も入ってくる。
用意されているかのように
丁寧だから、いい仕事をするから
次つぎと仕事をもらうことが出来る!
選ばれし存在
間違いではない。
他より普通に当たり前に
そう、仕事をもらっているところの職人より
少しは早い、そして綺麗
もうひとつ予算が決められる。
この現場は一軒いくら!
早くても遅くても同じ
早く終わらせれば儲け
遅ければ損
早く終わらそうとするのは当然
そこが相手からしても魅力
そうなると当然!
それと自社ではできない。
だから私のところへ
仕事を持ってきてくれる。
相手からすると
自社の職人以外に
職人が出来たように
それも仕事があるときだけ
できるだけ仕事を出す。
仕事を出せば出すだけ
その分自社が仕事を熟す量とプラスして
利益を上げることが出来る。
どんどん仕事を取ってくればいい!
そりゃ相手も儲かるのだから
いいに決まっている!
これが自分が追い求めてたこと
どれだけいい仕事をして
相手に認めてもらうか?
そのために質を求めてた?
いや、これくらいが普通
とにかく何でもかんでも
同じように仕事をこなす。
そりゃ、この仕事はこれくらいでとか
相手によって区別することもできない。
同じようにきれいにする。
それしか出来なかった。
それしか無理だとは思う。
このときはこれが精いっぱいだった。
いや、見えなかった。
気づきもしていなかった。
どうしたらいいのかもわからない。
目先の仕事を追いかけるだけ。
独立し立てで何もわからないから
我武者羅に仕事をした。
おもしろい(笑)
あるあるです。
本当の仕事の質とは?
質を求めて
追いかけていた私
ホントに気づかなかった。
けどほかにもあった。
質!
独立し立てで見えなかったと書きました。
これ、ホントです。
ほかにもたくさんあるんです。
毎月できるだけ仕事をして
仕事を持ってきてくれる
相手の方は増えていく。
仕事量も増えていく。
こだわって仕事をしていて
気づくことはたくさんあった。
これでいいのか?
あまり気にしていなかったけど
これでいいのか?
なぜそんなことを思ったのか?
それはお金の管理をしていてのこと。
ま、管理というほどのことでもない(笑)
ただ支払いが苦しかっただけ!
おいおい!と言いたかった。
あんなに仕事をしたのに!
給料を払って
手間を払って
もろもろを払うと
そんなにお金はない。
こんなものか?
何も知らない私は
また頑張ればいい。
そう思ったか!
仕方がない。
そう思ったか覚えはない(笑)
とにかく仕事すればいい。
頑張りが足りない。
もっと早くこなさなければ!
品質は変えずに。
でもやっぱり
あるとき、ひとりの方から言われた。
こんな現場があるんだけど。
うちはそのころ他の仕事も入っているから
出来そうにないからお願いしたい。
そして言われたことが
小さなマンションの新築工事の塗装
うちが請けてる金額が・・
確か250万円くらいだったと思う。
契約書も見せるから!
10%だけ欲しい。
あとの225万円でやってくれないか?
そんな話でした。
225万円!
このとき私がどう思ったか?
正直、良い条件だと思った。
どうしてか?
いっぱい仕事をしてきて
少しずついろんなことに気づきはじめてたころです。
仕事をしていても
誰かと話をしていても
いろんな人から
いろんな話を聞く機会があった。
当然単価のことも。
目くらめっぽうに仕事をしていた
あのときからすると
いろんなことが見え始めていたとき
225万円の内訳のほとんどは
外壁の塗装工事でした。
単価は1600円とかだったと思う。
10%を引くと残りはだいたい1400円
1400円から材料代を引くと
900円か1000円だった。
住宅ではなく小さなマンション
手も伸びる。
当時の私からすれば
こんなに楽な仕事はない。
でも、私の表情は
仕方がないな!
そんな表情を浮かべながらOK!
そして契約成立した。
何か隠されていたベールが剥がれたとき(笑)
請負金額なんてそう教えてはもらえない。
相手の方はそれくらいキッチリ
信頼できる人だったのです。
ほかがどうとかではありません。
みなさんやり方があって人それぞれです。
でも気づきます。
そうか!そうなんだ!(笑)
含み笑いです。
その相手の方にしてみれば
重なった仕事をどうにかしたかった。
のだと思います。
そのまま何もないように
サッと誰かに任せたかった。
無かったようにしたかった。
金額の質
でもわかります。
常に仕事を重ねて請けて
いつも少人数でやっていたから
でも、仕事を請負ってきて
そこからどうやって利益を上げるか?
だと思うのです。
多くのところはこちら側
そこから利益を出すために
いろんなことをします。
同じように1600円で請けてきて
材料代を引いて
そこから利益や経費を引く
残りが私たちの施工金額です。
これは請けてくる金額に応じて異なります。
会社によっても変わります。
一概には言えないのですが
900円とか1000円はない。
良くて800円
いや600~700円くらい
もと低いかもしれない!
そうだと思う(笑)
だとして何か変わるのかというと
特に変わることはありません。
材料を支給してもらっても
材料を出したとしても
その分単価が変わってくるだけです。
それ以外には現場でしごとすること
やることは何も変わりません。
ということは
相手の方の経費と利益の差だけ。
ある程度相場は決まっているものの
要は私の請負金額は相手次第なのです。
いくらスムーズで早く終わらせても
段取りがわるくて時間が掛かっても
金額は同じです。
でも、人間そんなに差はありません。
たまにビックリするような人はいますが
それほど差はないものです。
でも、少しでも早く終わらせれば儲かる。
そうしてスピードを求めて仕事をする。
これが私がやっていた請負です。
要はすべて決まっていて
スムーズに早く終わらせて手間賃になる。
日当にして応援に行くより多く。
でも段取りが悪かったり
天気に左右されたりして
時間が掛かってしまうと
手間賃をも下回ってしまいます。
早く終われば儲かった。
遅ければションボリです(笑)
そんなものです!
だから朝早く行って必死に仕事をする。
夕方も暗くなるまで!
すべては金額が決まっているからです。
勤めていて何も決まっていなかったら
こんなことやりませんよね!
決まった時間から時間まで
サボるわけではありませんが
そこまで必死にはなりません。
普通に働いての手間賃と
金額を決めての手間賃
何がどれだけ変わるのか?
ここら辺の話もして行こうと思います。
言ってもいいのでしょうか?(笑)
ま、みんな知っていると思いますが
詳しく解説していきます。
でも時間が来ました(笑)
この先は次回ということで
きょうも読んでくれて
ありがとうございます!
また書きますね。