お気に入りの仕事
私が独立するきっかけとなったこと
昨日書いてみたので、見ていない方は見てみてください。
私の場合は、とにかく少しでもたくさん稼ぎたかったのと
自分のやり方で自由に仕事がしたかったので独立したわけですが
自由な部分しか見ていなかったのでノープランで独立したので
はじめからまったく仕事がありませんでした(笑)
なので、日々暮らして行くためにまず出来ることをするしかなくて
一番手っ取り早くてできることをやります。
自分が出来ることといえば、それまでずっとやって来た塗装の現場作業
塗装は職人がいないと仕事にならないので、だいたいどこでも職人を探しています。
でも、どこへ自分のサービスを届けるのか?
いろいろと相手はいると思うんですが
一番身近なところへ行くことになります。
結局、この誰に届けるのか?
すべてのビジネスはここに集約される。
私ははじめ、本当になにもわかりませんでしたので
友人たちがやっていた、ごく一般的な塗装屋さんへサービス
といっても、ただ現場へ作業を手伝いに行くだけですが(笑)
でもこれも、ちゃんとしたサービスです。
誰でもできるわけではありません!
それで声を掛けていくわけですが
まずは周りの知り合いから
当然みんな仕事をするのに職人の手が欲しいので
来て来て、となりました。
でも条件があって、お互いの条件が合うかどうか。
それでも一般的な相場があるので大体それくらいで決まります。
なんなら応援の手間賃なんて聞きもせず行くこともありました(笑)
そうやって仕事を始めていったんですが
手伝いに行っていると、自由ではあるんですが
結局はどこかのお店に塗装の職人として勤めているのと変わりません。
お勤め時代よりは手間賃も増えて収入がアップしたように思うのですが
勤めているときには必要なかった出費も発生します。
例えば車とかガソリン代とか、他のもたくさん必要になってきます。
明日は雨で段取りがつかないからとか
いろんな都合で仕事が出来ないことがあったり
そのとき他の塗装屋さんへ行く選択肢もあるのですが
その段階から他のところへ仕事に行くのも難しくて
結局仕事が出来ずに休みになってしまったり
なかなか思ったように働けなかったりします。
ようは相手次第で自分の働き方が変わります。
これって自分が理想としていることとは違いました。
休みたいときに休んで、仕事をしたいときにする(笑)
こんな考えでいた私には不向き
というよりそれがイヤだったので独立したのに
また同じようなことを始めていたんです。
仕事がない。
でもこれって自分の理想があるからですよね?
どんな仕事でもなんでもいい。
そう思えばいくらでもあるわけで
「現場まで1時間以内」とか
「朝何時から夕方何時まで」とか
「手間賃は幾ら」とか
「仕事の頻度は」どれくらいなのか、ずっと仕事はあるのか?
「仕事の環境は」?
「一緒に仕事をする人は」どんな人なのか?
いろいろあると思うんです。
そこから自分で選んで仕事をするので
絞られていくんだと思います。
あっちよりこっちの方がいい!とか
でも今は仕事が少なくて仕方が無いから行く。
そうやって選んでいるから
どんどん選択肢は狭くなっていく。
無くなるというか行くところが絞られていくんですよね。
でも実際に独立を目指した私は
はじめはなにをするのも新鮮で楽しくて
いろんな経験をさせてもらってよかったですが
やっぱり自分のエゴが顔を出してくるんです。
この仕事は?これよりあっちの方がいい!
選び始めるわけです。
気に入ったものがなければ仕方なく行かなければならない。
そうやって自分のお気に入りを作っていく。
ステージアップと進化を繰り返す
結局は応援仕事は自由でなくて
次に選択したのが請負でした。
この現場やってよ!
現場ごと任されて仕事をしていくわけです。
やるからには当然です。
頑張ったら頑張っただけ評価してもらえる。
稼ぎも良くなる?
仕事がしたくなければ請けなければいい(笑)
ま、そんなことも現実的には難しいですけど!
だいぶすっ飛ばして話しますが
結局ここでも自分の理想を追いかけます。
いろんな塗装屋さんから仕事をいただくのですが
こっちの方がいい!
そうやって選択して
結局また次へと進んでいくんです。
当然、それよりも自由で稼げるところ
そうです!
で、また同じことを繰り返す。
現状の仕事を置いて
ひとつステージを上げていくわけです。
そのステージで仕事がないから
また以前の場所まで下りて行って
自分の基準を落として仕事をすることは無くなります。
だからあれ?
仕事がない!ってなったんです。
仕事がないことはない。
選んでいるから無くなってしまったんです。
それでも、仕事がなくてどうしようもない状態で
もうなんでもいいから仕事が欲しい!
そう思って自分の理想を下げてでも仕事を貰いに行っても
無い時はホントにない。
そんなに虫のいい話はない。
普段そこを見ることも無いし、付き合いも無い
当然いきなり戻って行っても相手にされるわけもなく
また、仕事がない!ってなってしまう。
これよくやってました。
理想を追い求めて進んでいく
でも日々生きていると気づかないのですが
よーく考えてみると
なんのために独立したんだったっけ???
なんですよね!
目の前の仕事とお金に追われて
日々選んで生きてきて
結局何がしたかったのか?
自分は上へ上へ行きたかったのか?
偉く成りたかったのか?
多少それはあるし、認められたい欲求もあった。
でも、自分が本当にやりたかったこと。
独立してまで叶えたかったことはなんだろう!?
この一点に戻るのです。
えー!なんだっけ?
ただ独立したーいって思っただけだった?
それは間違いないけれど。
そこには夢があったんだ。
そのときは明確ではなかったけれど
自分の中にはキッチリあった。
だからこうして独立しようと思った。
独立しようと思った当時
それこそ子供のときにも戻る。
子供のとき訳もわからず言ってたこと
大きくなったら何になる!
オレ?
決まってるやん!
オレは社長になる!(笑)
大きく出た!
そう言ってたことを思い出す。
人それぞれ違うとは思うけれどみんなある。
でも、なんで社長なの?
そう思ったときがあって、なぜだろうって考えたとき
名誉?
お金?
仲間、友情?
これも大事だけど
なんかちがう、、、
ずっと叶えたかったこと
ねぼすけで朝起きれない自分は思った。
よく朝布団の中で考えてたことがあった。
このまま寝ていられたら最高なのに!(笑)
子供のころも大人になってからも思ってました。
もっと寝ていたい(笑)
若いときも仕事をしていない友達がいて
夜遅くまで一緒に遊んでいて、そいつらは明日ゆっくり寝るとか言ってて
自分は朝眠い中仕事に行く。
あーもっと寝ていたい!
なんかおかしい!って思って
自分もプータローになってみた。
けれど、全然面白くはなかった。
初めは新鮮でいいし
遊んでいるときは良くても
昼間仕事もせずぶらぶらしてやることもなくなってくる。
それがホントにつまらなくて何かしたい!
結局プータローしててもお金も無くなって
好きなこともできなくなって働き出す。
働くと、コレコレ!
やっぱり仕事いいよね!
そう思っていてもやっぱりサボりたい(笑)
そう思うときが訪れるんです。
これを繰り返して
独立してもやっぱりこれと同じような感じなのか?
やっぱり繰り返す。
これじゃないって!
で
また何かを求めていく
そして次を見つけて、また次
ようは飽き性なのかと思ったときもあった。
でもひとつのことに集中するのも好き
ずっとずっと頑張れることもある。
だから、なに!
行きたいところがあるんだ!
わがままなだけだけど
わがままになれるって幸せ
結局好きに生きたい!
これだったんですね!
だからオレは独立したんだと思う。
だから応援から
下請けになって
元請けをやるようになった。
だんだん自由になっていった。
そして究極、自由すぎる環境に身を置くようになった。
でもまた思う
自由すぎる!(笑)
どやねん!
独立は楽しい!
仕事がない!
メチャクチャつらいですよね!
ずっと頭の中は仕事のこと
永遠に離れることはなかった。
唯一忘れられたのがお正月!
よく正月には気が抜けて高熱出して寝込んでた(笑)
でもだからこそ、何でもできる。
行きたいところへ行けると思うんです。
やってやりましょう!(笑)
なんでもできる!
夢は叶う!明確にすれば。
読んでくれてありがとうございます。
また次回も書きます。