今回は、塗装屋は儲かるのか?という話をして行きます。
そう聞かれてあなたはどう答えますか?
以前の私なら、わからない!(笑)
今の私なら、儲かる!
現状塗装屋に質問するとどうでしょう!?儲かっている人もたくさんいるでしょう!でも儲かっていると答えられる人の方が多いかもしれません。
それはなぜか?
儲かっている人がそれほど多くない。
儲かっていると答えられる人が多くない、。
今回の記事を読めば理解できる。
同時に塗装屋で儲けを出すことが出来るようになるのです。
ぜひ読んでみてください。
塗装屋は儲かるのか?
・塗装屋は儲かるのかについて解説
まさしくこの儲けを追いかけて、塗装の職人から独立した私、ところが全然儲からない。
正直独立当初はこう思っていたのです。
これは本当なのか?今考えると違ったと思うのです。儲かっていたのか?儲かっていなかったのか?
儲かっていたと思います。でもその儲けが実際にどれだけ出ていたかわからなかったのです。
塗装屋が儲けるを理解できていない、わからないとは?
詳しく数値化していなかったので、毎日必死に働いて売上を上げるのですが、売上金額は集金相手に任せるだけでした。そこからどれだけのお金が出て行って、最終的に幾ら利益が残るかまで明確ではなかったのです。
だから常に集金金額から手間賃と消耗品を差し引いて、計算はしていたのですが、理解ができずに終わらせていたのです。明確にしないまま。
私が思っていた利益の金額というのは、現場当たりでドカーンと儲かるイメージ(笑)そのようになることはありません。ですから常に必死に儲けを追いかけたのです。
良く交わされる言葉、儲かってるか?これに答えられるでしょうか?
当時の私は儲かっているのか分からなかったのです。だから苦笑いで答えるしかなかったのです。
答えを言うと大なり小なり儲かっていたのが事実です。
儲かる塗装屋と儲からない塗装屋の違い
・儲かる塗装屋と儲からない塗装屋の違いを解説
儲かる塗装屋と、儲からない塗装屋、話せばたくさんあるのです。
それ以前に、儲かっているか、儲かっていないか?答えられますか?どれくらい明確にしていますか?
これを明確にしていないとわからないです。私と同じ山勘経営をしているのと同じなのです。山勘経営とは何も決めずにとにかく売上をあげる戦法です(笑)
要は何でもかんでも仕事をして後から考えるのです。いやいや可笑しいでしょ!こんなんことを平気でやっていたのです。
細かくしなくてもいい、でも今ならパソコンで入力するだけで全てがはっきりするので、イヤでも細かく計算できてしまいます。
現実を見ることです。
これをやらなければ、儲かっているのか?儲かっていないのか?もわからないのです。
あなたはやっていますか?
これをしないから、私のように何も理解できないのです。漠然としていて定まらなくてドカーンと儲けが出るものと勘違いするのです。
儲かる塗装屋はこれを理解していて、儲からない塗装屋はこれをしていないだけです。
そうですよね?現状儲かっていなかっても、これさえ分かっていたら全てがはっきりするので、儲かるようになるからです。
塗装屋で儲かると?
儲けが無いとき
塗装の職人から独立してから、ずっと続けてきて思うこと。
儲けのことを知らなかっただけ。
塗装屋が毎月儲ける金額を理解しないから上手くいかないのです。知っていれば操作できますし、考えられるのです。
儲けが無いのに一人前にいろんなことをしようとする、周りの塗装店と同じようなことをしようとするのです。でも他の塗装店とは違うのです。みんな違うのです。儲けがどれくらいあるのかによってできることも違うのです。
それを同じように考えて、儲けも理解しないでお金を使うので上手くいかないのです。結果お金のことがわからないので、儲けが得られなくて借金をするようになるのです。
儲けがあるとき
儲けがある、逆に言うと儲けを理解しているということです。だから利益をあげることができるのです。
塗装屋で儲けることをわかっているから、どこを改善すれば更に利益が出るのかもわかるのです。
利益金額が明確なので、いろんなことにお金を使って、更に事業を伸ばすことも出来るのです。
儲からない塗装屋の特徴
塗装屋が儲からない原因を解説
これまでお話してきた内容と被ることが多いですが解説していきます。なぜ儲かる塗装屋と儲からない塗装屋が存在するのか?儲からない塗装屋代表をしていた私が詳しく話します(笑)
1、数字を把握していない
先ほどからお話している通りで、数字を理解していないからです。
この現場を収めると幾ら利益が出るのか?または出ないのかを。
これを知らないからです。
塗装屋が現場をやる前からだいたいわかると思うのです。人件費と経費がこれぐらい掛かる。それを把握していればこれくらい儲かる。
その通りにすべてが進むわけではないですが、そこに合わせることができればいいのです。
売上ー「現場で掛かる経費」+「事業として掛かる経費」=利益です。
これをやるだけでだいたいの利益額は出ます。
2、同じことを繰り返す、改善しない
もし上記のことをしていて、利益が出ていないとしたら?
利益の金額、損失の金額が明確に分かっていて儲かってないのなら?
塗装屋で儲けるを理解していても、出費額が多いから追いつかない。損失が出ていいてお金が足りないということでしょう!
でもこれさえ分かっていれば打つ手があるのです。どうすればいいのか分かるのです。
経営を改善することができるので、現状上手くいっていないということは経営改善中か、これを理解していないのかのどちらかです。
経営を改善すれば儲かる塗装屋になる、何もしないで現状のまま行っていると、儲からない塗装屋のままなのです。
3、知らない、考えない、学ばない
塗装の職人から独立した私がこれ、正にこのまんまを絵にした人です。
これは事業のルールを知らないということです。勝とうと思ってゲームに参加したのにルールを知らないから勝てないのです。
そりゃ当然です。
野球でもサッカーでもルールを知らないでできるわけがないのです。
野球で打って三塁に走る奴がいた。即刻アウトです(笑)
これと同じように、塗装屋で独立して事業を行っているのであれば、絶対に必要なことがあるのです。事業を行うのには必要なこと。
それが儲けを出すこと、塗装屋で儲けることを理解する。
どれだけいい仕事をしようが、有名であろうが、仕事をたくさん持っていようが、職人をたくさん雇っていようが、何を言おうが儲けを出さなくては継続して行けない。勝つことができないのです。
こんなこと絶対に分かっていると思うでしょ!?でも意外と理解されていないのです。
儲かる塗装屋になるための3つの条件
1、売上の最大化
売上の最大化、当然でしょ!たくさん儲ければ儲かるに決まってるでしょ!なにが売上の最大化だよ!?こう考えた、そこのあなた!
これ、出来てますか!
これ以上売上を上げられない金額になっていますか?これ結構ハードルが高いと思うのです。
また私の話ですが、独立してから売上を最大化できなかったのです。それはなぜかというと相手からどう見られるかを意識していたからです。
自分はたくさん儲けたいと思っているのに、請求金額を最大化できない。遠慮してしまう。値引きを求められれば即応える。
これでは売上の最大化は望めないということは、
塗装屋で儲けることも出来ないのです。
売上を最大化することは当然だと思っていてもできないのです。そして仕方なく行うのが数を熟して売上を最大化させる。でもこれは全然意味が違うことなのです。
売上の最大化とは、一軒当たりの売上金額を最大化させることです。
例えば、売上金額が100万円。契約して決めた金額なら、これは変えることができません。でもこの契約金をもっと上げることができなかったのか?ということです。
100万円の契約金額が110万円であれば、以前の100万円のときより10万円アップです。言い方は良くないですが何もしなくても10万円儲かるということです。
でもなぜか、この売上金額を下げてでも数を追いかける。売上金額を上げて勝つことを考えない。数を追いかけなければならないと思っている。
これ非常に分かるのです。よーくわかります。
出来るだけ高く売れた方がいいですよね!
そんな、、、売れるわけないでしょ!こんな感じです!
2、出費の最小化
塗装屋で売上を上げると儲かる、でも当然出費も発生する。ここで出費が無ければそれだけ利益が増えるということです。
当然だろ!
でもこれは本当!(笑)
だから分かってるって!
出費を抑えるいっても、出すものは出さなくてはならない。
当然必要なものを支払って、支払いを抑えるのは当然ですが、でも抑えてばかりいても上手くいかない。上手く出費もする必要があるのです。
とにかく無駄を省く、出費を抑える、必要なことにお金を使うということです。
3、投資の最大化
出費を抑えるという話をした後、真逆のことを言うようですがお金を使う(笑)
どういうことだよ!
そう思いますよね?
でも抑えてばかりもいられない。あなたの事業がこの先上手くいく、成長するためにお金を使うということです。
事業で必要なものを買ったり、必要な人材を得るために使ったり、先を見据えてお金を使う、投資をするということです。
あなたが毎日の生活をするために、出費を抑えることで得られるもの。
出費を抑えてたくさんお金を貯めることも可能です。お金を使わない。出費を抑えることで食費を抑えるとかやりがちです。
でもあなたのこれからを考えるとどうでしょう?出費を抑えて食費を抑えると、あなたの栄養面を制限してしまうことも考えられます。この先成長したいと思っていても、そこに制限を掛けることになってしまうのです。
塗装屋でも同じく儲かるのは当然として、そこから出費を抑えることで先の成長を止めてしまうことが無いように、出費をすることが理想的なのです。
いつもの何気ない経費、ただの飲み食いにばかり投資をしても、それほど先の成長が見込めるわけではありません。飲み食いも必要でしょう!その飲み食いの中で何をする必要があるのか?
そのためにお金を使うということです。
塗装屋が忘れてはいけないこと
・塗装屋で儲ける時の注意点を解説
塗装屋が儲ける儲けるといっても限界があるのです。
とにかく入ってきたお金を抑えて抑えて利益を出そうとするよりも、出来る範囲で分け与えることも重要なのです。
私が勤めているときに経験したことをお話すると、必死に働いていたのに、親方から今行っている現場が赤字だと言われたことがあるのです。
その時の私は気持ちが良いものではありませんでした。毎日一生懸命仕事をして頑張っているのに赤字。
赤字=何もないどころか足が出ているということです。いったい何のために行っているのかもわからないわけです。
これを聞かされたとき正直、やる気が失せたのを覚えています。
なんだよ!一生懸命にやったのに、赤い字だなんて、、、
だからと言って黒字のときは特に何も言わないのに、、、
どういうことなのだろう?その当時は経営のことなど何も分からなかったので、理解できていなかったけど、よく考えるとホントに?
そう思うこともたくさんあったのです。
従業員に闇雲にお金の話をするのは禁物です。
お金のこと、利益のことを理解しているのであれば良いのですが、仕事だけをする私のような職人にお金の話はしない方がいいでしょう!
お金の話をするのであれば、理解できるように説明して何らかの目標設定、報酬を設定する必要があるのだと思うのです。
話が逸れてしまいましたが
とにかく、1人で仕事をしているのならいいのですが、人と一緒に仕事をしている場合は、常に相手にも何らかの利益があるといいでしょう!
自分だけニコニコして周りを見れば笑えない、そんな事がないようにしたいものです。
塗装屋が儲かった後に必ずしておくべきこと
・儲かった後の行動について解説
塗装屋の事業で利益が出て儲かるようになると、散財したくなるものです(笑)これだけ頑張ったのだから少しくらい使ってもいいだろう!思ってしまいがちです。
でもこれが間違いです。
あなたは独立してどこに向かっているのでしょうか?
独立!経営!儲ける!、、、
これで終わりだとしたら、、、
当然次はお金を使う!それとも次の目標を設定している必要があるのです。
私の場合は借金返済をすること、要は独立してからマイナスになっているものを振り出しに戻すことを考えていたのです。
振り出しに戻すまでに時間を要したのです。
独立して10年経てば、ある程度の成長をしていたいです。でも躓いたばかりに、まだそんなところをうろついていたのです。
上手くいく人は当然先へ進んでいます。
私が10年後退しているとき、10年先へ20年先へと進んでいるのです。
その彼らが行っていたことが、事業を安定させる、事業を大きくすることです。
同じお金を使うのにも、借金返済するのと、事業を伸ばすために使っているのとは大きく変わってくるということです。
お金を使うことで、より安定した事業にすることで継続力がついて、また事業を成長させることができる。すると更に利益を大きくすることができる。
そのためには、事業範囲を拡大したり、新しい商品を取り入れたり、人材を確保するなど、たくさんのことにお金を使うことができるのです。
儲ける、利益をあげるということは、給料をたくさんもらって自分でためておくことも必要かもしれませんが、事業へ更に追加で投資することが必要なのです。
まとめ
・塗装屋が儲かるというテーマについて
お話してきました。如何だったでしょうか?
私にとって、儲けるって難しいことでした。
それよりまずそこを理解することが必要でした。
全てにおいて一歩も二歩も後退して、ハンディを自ら背負って始めたように思います。
必死に働いても儲からない。そりゃ儲けのことを理解していないし、事業のルールを理解していなのですから、儲かるわけがありません。
今回はこんな話をしてきました。今回の話を理解することができれば、儲けのことがわかるようになるのです。
儲けのことが理解できれば、利益を最大化することもできるでしょう!
是非試してみてください。
私も塗装の職人から独立して、「儲け」のことを理解できませんでした。だから儲けを出すことができなかったのです。でも「儲け」のことを理解してからは、ヒントを得て儲けを出して最大化に努めました。
塗装の職人から独立して、十数年経ってから自分のお店を軌道に乗せて、今ではこんなことを言いながら、自由に過ごさせてもらっています。
あなたには私がしたような遠回りをして欲しくないのです。
だからこの文章を書いています。
この文章があなたの独立後の事業経営に少しでもお役に立てれば嬉しいです。