ノウハウ

【塗装の職人からの独立】独立後知らないと現状維持が精一杯!独立した塗装屋が仕事のノウハウを活用するための考え方と使い方とは?

今回は塗装屋の「ノウハウ」についてお話していきます。

ノウハウ?そんな子供だましが通用するわけないだろう!それが通用するのならみんなが使って上手くいっているに違いない。

そうかもしれません。でも現状上手くいっている塗装屋がなぜ上手くいくのか?これを理解しているからに過ぎません。

「ノウハウ」を理解することで、今までとは違った結果を生むことができるのです。私もあなたと同じように「ノウハウ」?そう考えていました。どんな「ノウハウ」やり方に出会っても、上手くはいかなかった。

でも今回の記事を読むことで、あなたも「ノウハウ」に対する考え方がガラリと変わって、「ノウハウ」を理解して使って大きな結果を得ることができるのです。

独立した塗装屋が成功するための仕事のノウハウ

・独立した塗装屋が成功するためのノウハウを解説

塗装の職人から独立した私は更に技術を磨きます。作業のスピードアップ、美しさの精度を求めて日々続けていきます。周りにいる職人と比較しながら、アイツには負けたくない。オレの方がきれいで速いに決まっている。

職人仲間と競うように仕事をして、同時に技術を身につけます。日々新しい技術を求めて作業に没頭することに楽しさまで見いだして続けていました。

私にとって塗装屋とは綺麗な仕事を早く収めることで、全てのことを手に入れることができる。そう考えていたのです。

独立して作業を続けていたある時、違うんじゃないか?そう思える時が来ます。幾らいきれいな仕事を早くすることができても、仕事がなければ何も始まらないことに気づく。

何を今更と思うでしょう!でもこれは本当です。

同じように塗装の職人から独立している職人仲間を見ていると、どう考えても魅力的でない仕事をしている奴がいて、ところがそれでも通用していることを目の当たりにします。

彼も私と同じように独立して仕事を行っていたのですが、ひとつだけ違うところがありました。仕事先が孫請けでなく下請け、工務店から仕事をもらっていたことです。

当然単価は彼の方が良い、だからといって仕事が綺麗というわけでもない。これは仕事をもらっている相手、工務店が見る仕事と塗装屋が見る仕事の精度が違うから、塗装屋は塗装を厳しくチェックする目を持っていて、工務店はそれほどでもない。そこの工務店だけかもしれません。でも明らかに違ったのです。

これも塗装屋としての「ノウハウ」のひとつです。でもこれは「ノウハウ」というよりも、もう既に全ての人が行っているので「ノウハウ」と呼べるものでは無いかもしれません。でも私にとってはこれも「ノウハウ」のひとつでした。

仕事先が変わるだけでこれほど違うもの?これでも通用する?

かと思えば厳し過ぎる工務店もあった。いったいどこまでいい仕事をすればいいのか?迷うこともよくありました。

結局塗装屋の仕事ってなんだよ!

塗装屋はノウハウだけではダメ!実践することで初めて意味がある

・ノウハウと実践の違いを解説

正解を求めて作業を続けて、いろんな人の仕事をさせてもらうわけです。本当にいろんな人がいることに気づく。それこそ塗装の仕事ができない人、それでも塗装の仕事を得て仕事を回している人がいた。

自分が作業をしなくても、作業は職人に任せて自分は仕事を得ることに専念する。全然知らない訳でもない、でもやらないからできなくなる。逆に仕事を得ることは上手になっていく。この人もやっぱりこの「ノウハウ」を使って塗装屋をしていた。

会社で言うと営業マンと工場で作業をする人のような関係です。

その人が得た仕事をわつぃが行なう、仕事が欲しい私と仕事をする人が欲しい人との「マッチング」です。お互い「winwin」の関係を築くことができたのです。

働いているときの親方と職人のような関係です。でもそこは請負で仕事をする関係性です。お互い五分五分、仕事を得ることができる人と作業をする人の関係です。

仕事なんてどんな形でもいい、そう感じ始めたのはこの時からです。ほかにもこういう人と仕事をすることが多くなって、次第に自分も同じようなところを目指した行くのがわかります。

でも仕事をしてもらって利益を出すには、それ相応の金額で仕事を得る人ようがあった。誰でも何でもどんな仕事でも良いわけではなかった。

そこに必要なこと、それが実践と行動力です。

これがなかなか、、、

塗装屋がノウハウを身につけることで得られるメリットとデメリット

・ノウハウを身につけることで得られるメリットとデメリットを解説

いろんな人を見て得ることはたくさんあります。その人たちが行っていることを学ぶ、これが正に塗装屋の実践的な「ノウハウ」です。

現在のようにどこにでも塗装屋の「ノウハウ」が落ちているわけではありません。どこかの誰かが行っていることを見て得るしかなかった時代でもある。

様々なことを見て吸収する力、加えて実行力のようなことが必要になる。同じように仕事をしていても、これにも気づかない。気づいていても考えない人もいる。

しかし私に仕事をくれる人はたくさんいた。考えるとみんな同じような方法で仕事をしている。どこかから仕事を得てきて「下請け」に任せる。みんな同じやり方で仕事を回していたのです。

作業に力を入れていた私もそのうち、仕事ができなくても仕事さえあれば良いんじゃない?そう思うようになってしまう。

そんなに甘くはないことも知らされて、作業をやりながら仕事を得ようと考えるけど、なかなかそうは問屋は卸さねー。

そうこうしているうちに、作業に身が入らなくて業績が悪化していくことに繋がっていきます。

塗装屋がノウハウを上手に活用できない原因

・ノウハウを上手に活用できない失敗の原因を解説

誰でも同じことをしているのだからと、甘く考えて中途半端な行動を起こすと、目には見えないとことに支障をきたす。

みんなやっているから誰でもできる。当たり前のように考え始めるとうまくいかない。この時の私がそうで、そのくせほとんど何も出来なかった。

塗装屋でみんながやっているこの「ノウハウ」を使えば自分も同じように成功できる。

でもそれをするほどの覚悟はありませんでした。ちょっとやればあの人たちのように楽ーに仕事ができると勘違いを起こす。端から見ると仕事だけ得てあとは職人に任せて楽ーに生きる。それがどれだけ仕事を積み重ねて来た結果だということも理解できません。

彼ら行っている所まで行くには、どれだけの仕事量と苦労があったのかも理解できません。それでもちょっと上手くいく方法を知ると簡単に考えてしまう。

だから巷に出回るノウハウ、貴重な価値を持ったものを得てもなかなか上手くはいかないのです。

簡単に見える、簡単に表現することはできても、継続して行わなければ何も身にはならない。1週間頑張って体重を落としても初めは落ちるかもしれない、でもそれを始める時と軌道に乗せるまでがなかなか、すぐには身につかない。

見るとやるとは大違いとはよく言ったものです。

塗装屋がノウハウを最大限に活用するための実例

・原因の解決策を事例を交えて解説

塗装屋の「ノウハウ」にもいろんなものがある。どの「ノウハウ」を使うのかを見極める必要がある。なかでも「短期的」に使われているものでは無く「長期的」に使われているものを選ぶ。

「ノウハウ」を活用して上手くいったとしても、暫くすると使えなくなるようなことでは意味がない。いつまでも使える息が長いものを選ぶといい。

あなたが求めることを一番「ピンポイント」で捉えることができるものを選ぶ。

年齢層が高いお客さんを得ようとしているのに、幾ら安いからとか手っ取り早いからといって、若者しかいないようなところにお客さんを探しに行くようなことはしない。

目的をしっかり持って判断するといい。

小さくても大きな結果を得られるもの、1=1ではなく1=2、1=5、1=10のように継続して増えていくものを選ぶ。

1人でお客さんに直接営業を行うのと、紹介を使ってお客さんを増やす、これは全然違う様で目的は同じです。

1人で行動を起こせば必ず「コスト」は掛かる。例え自分で行っても「コスト」は掛かる、でも紹介制で成果型であれば常に「コスト」を掛けなくてもいい。

これは一つの例なので、「ピンポイント」であなたのお客さんには「ヒット」しないかもしれないですが、このようなことです。

塗装屋がノウハウを活用する際に気をつけたいポイント

・ノウハウを活用する際の注意点を解説

塗装屋の「ノウハウ」も今では特別なことではなくなりつつあります。

「ノウハウ」といっても、別の業界で使っていることを他業界に持ってきて「アレンジ」して新しい「ノウハウ」と呼んでいることが多いからです。

見てもらうとわかります。世の中に新しい「ノウハウ」なんてもうありません。誰かが今考えたものの多くはもうほとんど以前に誰かが考えたものです。

調べればわかります。以前に誰かが考えて出したものを「アレンジ」したものばかりです。

新しい車ができました。今までにない素晴らしい車です!


これを聞いてどう思います。確かに今までの車とは違う!でもすべてが今までになかったものかというと、そんなことはありません。

今までにあった車のどこかを「アレンジ」して作ったものです。大きさカタチ、いろんなことを組み合わせて出来たものです。

テスラがトヨタを超える企業価値を得る。でもやっていることが、どこにもない新しい事かといえばそうではありませんよね。

ボディーも車体も以前からある鉄やアクリルを使ったものでエンジンはガソリンエンジンではなくモーターを組み合わせた、このモーターも以前からあるものです。全部以前からあるものを組み合わせて出来たものです。

簡単にわかるようにパクリのような表現をしましたが、これがとても素晴らしいことなのです。今あるものを組み合わせる、これがまた別のノウハウを生み出します。

「アレンジ」が重要です。何かと何かを組み合わせる。別の業界で行っていることをアレンジして業界に取り入れることです。

塗装屋がノウハウを学んだ後にすべき行動

・ノウハウを学んだ後の行動について解説

塗装屋が「ノウハウ」を手に入れたらやるだけです。

でもやっぱりやりがちなのが、のろのろ運転です。ちょっと走ってみる。ちょっと走って疲れたから暫くやらない。

ざぜこうなってしまうのか?

それは行き先が無いからです。塗装屋が「ノウハウ」を手に入にしてどう使おうとしたのか?どこかに行きたかったからです。

電車に飛び乗って、アレ?どこへ行くんだったっけ?こんな人はいない。まずどこかに行きたいと思ったから電車に飛び乗る。

行き先をはじめに決めてGO!

何が起ろうがGOです。それがうまくいかないかもしれないですが、それでもGO。前進です。

あとはそこにどれだけ時間を使えるか?

どれだけ良い「ノウハウ」でもやらなければ前には進みません。ちょっとしか出来なければちょっとしか進まない。時間をかけることができればその分前に進む。

アイドリングから、ちょろちょろ前進してアクセルを踏み込む。

まとめ

・塗装屋のノウハウについて

塗装屋の「ノウハウ」について話してきました。塗装屋を行うのも様々な「ノウハウ」が存在します。それこそ私が必死になって手に入れたグ術を得る「ノウハウ」もそうですが、事業についてのノウハウもたくさんあります。

事業についての「ノウハウ」とは、仕事をどうやって増やすのか?売上を上げる方法とか。私が喉から手が出るほど欲した情報もありました。でも現在ではこれらはほとんど「ノウハウ」というほどのものでは無くなります。

それはどこにでも流れるようになったからです。

でも、その「ノウハウ」の中でもちょっとした「肝」部分があってそこを手に入れることがと手も重要なのです。

見た目はどこにでも転がっている情報で同じようなことでも、片方はドンドン成果が出ていく、でも他はそうではない。そんなことも存在するのです。

でもね!同じように見える「ノウハウ」の「肝」部分を「アレンジ」して使えばいいのです。もっと言えば考えればいいわけです。すると同じ「ノウハウ」だったとしてもあなたが持っている「ノウハウ」は「オンリーワン」です。

その「ノウハウ」が「長期的」に永遠にといってもいいほど使える「ノウハウ」に変わる。

「ノウハウ」を使うとはこういうことです。どこにでも転がっている「ノウハウ」がほとんどだからこそ、それを「アレンジ」する力。テスラが「組み合わせ」たように、あなたも何か重要なことを組み込んで使っていけばいいだけです。

いかがだったでしょうか?

是非試してみてください。

私も塗装の職人から「独立」して「自由」とお金を求めて、でも塗装屋で「独立」した私の仕事は相変わらずパッとしない。

毎日必死に「自由」と「お金」を手に入れようと、今まで以上に仕事に時間を使って働いても、多くを得られるわけではありません。いったい何のために「独立」したのかも分からなくなってしまいます。

「自由」と「お金」を求めることでたくさんの壁にぶつかります。

でもこの経験をすることで気づきます。

このまま塗装屋の仕事をすることには限界があり何か新しいことをする必要があると思っていました。「不安」を抱えながら漠然と思っていた。でもそれが何かわからない。

いろんな経験を重ねて考えるようになります。この仕事の「不安」を解消するためには何をする必要があるのか?

仕事さえ確保することができれば、他の塗装屋さんおように利益を上げることができる。

でもこれには営業をして仕事を集めるしかありません。そんな営業力は私にはありません。そこで行ったのがある「ノウハウ」を使って元請け仕事を得ることです。

もし、私が以前のまま「ノウハウ」を使わないでがむしゃらに作業に没頭していたら、今頃どうなっていたか考えると恐ろしくなります。

この「ノウハウ」を使って塗装屋で元請けとして仕事を継続的に得ることができています。

そんな私が、塗装の職人から「独立」して、十数年経ってから自分のお店を軌道に乗せて、今ではこんなことを言いながらも、「自由」に過ごさせてもらっています。

あなたには塗装の職人から独立して、私がしたような遠回りをして欲しくないのです。

だからこの文章を書いています。

この文章があなたの「独立」後の「事業経営」に少しでも役に立てれば嬉しいです。