今回は塗装屋が「反響増加」させるために行うことを話していきます。
なぜうちにはお客さんからの電話がないのだろう?そう考えたことはないだろうか?私はある、お客さんはどこに目をつけているのだろう!?
ここに素晴らしい塗装屋があるのに、見向きもしないなんて、なんて愚かな人が多いんだ!そう考えたものです。
電話の語呂合わせを考えて電話番号を取得。電話帳にも小さいながらも載せた。これで俺も地域の塗装屋の仲間入りだ!
いろんな仕事を熟して経験を積んだので、仕事で負けることなど無い!仕事さえ言ってきてくれれば幾らでもしてあげるよ!そう思っていたけどいつまで経っても電話が鳴ることはなかった。
仕方がないので、仕事を探しに行く。探しに行く先は知り合いか同業者のみ、仕事をしながら、あとは天から降ってくる仕事を待っていた。
なかなか降って来ない(笑)降ってくるわけがない!
こうしてようやく気づいたのです。それまではマジで気づかない!
気づいて行ったことが「反響」を得ることです。有名になれば電話が鳴る!そう思って必死に頑張ります。
でも、、、
今回の記事は「反響増加」させるために行うこと、ヒントになることを話しました。
これを知ることであなたのお店や会社が「反響増加」させることができる。「反響増加」するとどうなるのか?
今までウンともスンとも鳴らなかった私のところの電話に、お客さんからの問い合わせ電話が掛かって来るようになる。
まさか、、、
疑う気持ちはよーくわかります!でもこれが本当なのです。経験者がそう言っているので間違いないです。とにかく「反響増加」させるとお客さんからの電話がたくさんなります。
仕事の「依頼」が増えるのです!
「反響増加」させるためには?お客さんからの「問い合わせ」を増やすためにはどちらも隣りあわせです。
まずはこれを行ってください。
塗装屋が反響増加するために知っておくべきこと
反響増加の基礎知識とよく勘違いしてそうなことを解説。
1、業界知識
塗装業界の「基礎知識」をしっておくことが必要です。これは「塗装技術」、「使用材料」、「安全規則」などの基礎的なことをさします。
「塗装技術」、これは塗装の職人から独立した私たちには当たり前のように備わっているので問題ない。使用する材料も「塗装技術」と同じで技術とセットで学んでいるので身についているものです。
「安全規則」については、現場では気をつけないといけないところなど、意識しないといけないようなことは頭では分かっている。でもそれを「言語化」して言葉にしているかというと、なかなかそこまでは難しい。
「安全対策」は大手企業等では定期的な勉強会などを開催していたり、地元の建設組合などで開催されている場合があるので学ぶ機会を見逃さないことです。
2、ビジネススキル
事業を行うにはいろんなことを学ばなければならない。
「マーケティング戦略」、「営業」、「サービス面」、「予算管理」、「人材確保」「教育」などの「ビジネススキル」が必要です。
「住宅塗り替え」をメインとした「元請け事業」を展開するにはまず、お客さんを獲得する必要がある。お客さんがいなければ仕事にならないし、売上を上げることもできない。
まずは「マーケティング戦略」を練ってお客さんを獲得できるように「反響増加」に勤めることが大切です。
それから「営業」、お客さんへの「サービス」を展開する基礎ができあがる。売上を上げてはじめて「予算管理」が必要になって、「人材確保」した価値が生まれる。
ビジネススキルを簡単に説明するとこういうことです。
3、顧客ニーズを理解する
「マーケティング戦略」を考えるには、まず「お客さんを知ること」です。闇雲にお客さんを集めようとしても「大きな穴が空いたザル」を振り回しているようなものです。
あなたが必要とするお客さん、「サービス提供」しようとするお客さんをはっきり決めることです。
お客さんが必要としていること、悩みなどを理解する必要がある。それには「リサーチ」です。お客さんが何を考えて生活しているのかを十分に理解することです。
「大きな目のザル」ではなくできるだけ「ザルの目を細かく」して、あなたが求めるお客さんを救い上げることができるようにお客さんを知ることです。
反響増加と受注率アップの違い
・反響増加と受注率アップの違いを解説。
「反響」とは一般的に広告などを利用したときに得るもので、「マーケティング活動」に対するお客さんの「反応」や「関心」のことを言う。これはホームページの観覧者数、問い合わせの数、MEOへ流入数など、様々な形で見ることができます。
一方、「受注」は具体的にお役さんと契約が成立したことです。だからお客さんが塗り替え工事や別の工事を利用することを決めた時に「受注」という具体的な反応になります。
「反響」が高いということは広告がお客さんの関心を得ているということを意味し、受注が多いということは実際に多くのお客さんが塗り替え工事を利用しているということを意味します。
「反響」が高いことは「受注増加」の可能性がある一方で、必ずしも受注が増えるとは限りません。なので「マーケティング戦略」を立てる際には、「反響」だけでなく実際の受注数も考えることが重要です。
「反響」と「受注」は事業における2つの異なる概念です。「反響」は「マーケティング活動」でお客さんからの「反応」で、ホームページ観覧数や問い合わせ数など見て測定できる。
「受注」は具体的な仕事が契約成立したことを指す。「反響」は広告が引き付けている人々の数を示し、「受注」は実際に塗り替え工事などが売れた数を表す。
「反響」が高いことは「受注増加」の可能性を示すが、必ず受注が増えるわけではありません。だから「反響」と「受注」の両方を考えて「マーケティング戦略」を立てるひつようがある。
反響増加がもたらすメリットデメリット。安易な拡大に注意すべき理由
反響増加のメリットデメリットを解説。
1、メリット
「反響増加」と、仕事に対するお客さんへの反応が変化する。多くの方が自分の仕事を知ってくれることになるので。「反響」が増えれば増えるほど有利に展開することができる。
広告を打っても以前とは違って新しいお客さんに見てもらえるチャンスが多くなる。
「反響」が増えると既存のお客さんからの影響が大きくなる。そんなことある?仕事が終わったお客さんにも影響があるなんて?でも既存のお客さんから電話が掛かって来たりするのです。
見たよ!見たよっていって、まるで人気者になったかのようにです。気持ちがいいったら!
で、既存のお客さんへの反響が上がると、リピートに繋がったり紹介を得ることも増えるのです。なので工事が終わったお客さんのところへも広告を入れる意味がある。
「反響」は市場がどのように動いているかも教えてくれる。「反響」を分析することで何がうまくいって何がうまくいっていないのかを理解することもできる。これからの動きの判断に使うことができる。
2、デメリット
「反響」が増えてくるとお客さんからの期待が高まります。これが塗装工事の提供能力を超えた時、お客さんの満足度に影響する可能性がある。
「反響増加」よって生じることは良い事ばかりではありません。それは急激な「反響増加」によって、今までにない過度の工事数を熟さなくてはならなくなることで、これまでの工事レベルを維持できなくなるのです。
何でも同じで、急激に今までのキャパをオーバーすると対応できなくなる。これはお客さんへのきめ細かい「サービス・技術」の提供に影響を及ぼし、今後お客さんからの信頼を失わないように、定期的な反響を考えることが大切です。
なぜあなたの反響が伸び悩んでいるのか?
・反響増加できない原因を解説。
塗装の職人から独立した私は、「反響」のことなど関係ない。きれいな仕事さえ出来ればいい、そう思っていた人間ですので、この「反響増加」できない原因については理解していると思っています。
あなたの仕事、塗り替え工事は誰に向けて販売するのか?
そんなのお客さんい決まってるだろ!こういう理解をしていた私。
でももう少しお客さんを見る必要があるのです。あなたが欲しいお客さんは少なくとも自宅を所有している方です。「最近自宅を購入した方」ではないでしょう。せめて自宅を購入して「10年以上が経過している方」でしょう!
これがわかるとあなたのお客さん層がわかります。もっと言うとあなたの塗り替え工事に最も関心を持っている方を知ることです。
あなたはどんな家を塗装しているのですか?どんな家を塗装したいですか?それがあなたの理想です。
そこにはどんな人が住んでいますか?あなたに何を語り掛けていますか?
いやー助かったよ!あなたが私の家を塗り替えてくれることで○○だよーって言っているでしょ!漠然と考えると、これがお客さんが考えていることです。
これまで長年携わってきた塗装の仕事ですから何となく分かりますよね?
これをお客さんに尋ねるとよく分かります。尋ねなくても同じことを考えている方はたくさんいるのです。
より具体的にした方がいい。その為に行うのが「市場リサーチ」です。実際にお客さんに聞くのが一番早いです。何か悩みはありませんか?って!
そのメッセージをあなたが探しているお客さんに向けて言えばいいだけです。
大きな声で○○な方!って、でも大声で呼んでも聞こえません。あなたの声が聞こえるようにする。これが声である必要はありません。いろんな伝え方がある。それが「反響増加」をさせるために行う広告です。
塗装屋が反響増加させるための具体的なアクション
・原因の解決策を具体的なアクションを提示して解説。
あなたが語りかけるお客さんはどんな方だったでしょうか?
「年齢」は幾つで「男性」ですかそれとも「女性」ですか?これだけでもかなり絞られると思いませんか?
その方が普段目にするものはどんなものでしょう?朝起きて新聞に目を通すでしょうか?それとも「パソコン」を開いてネットから情報を得るでしょうか?それとも「スマホ」を見ているでしょうか?
これは「年齢層」によっても違うし、人によっても違います。イメージしてみましょう!
もし私があなたが対象とするお客さんであれば、朝起きてまず開けるのは「パソコン」ですが、でもパソコンから情報収集はしない。「パソコン」で少し仕事をしてそれから「スマホ」を眺める時間が情報収集の時間なので、
私の場合は「スマホ」に向けて何か情報が流れてくると見てしまうかもしれない。このようにあなたのお客さんになる人が普段どのように生活しているのかを考える。
もし私が「スマホ」ではなく、「パソコン」で検索して情報収集するとしたら、また話が変わってきます。
ネットを開けなかったらまた全然変わってくるでしょう!とにかくあなたが「塗り替え工事」を提供したいお客さんになる人が普段どのような行動をしているのかを知ることです。
そこに向けて「メッセージ」を放つことです。「メッセージ」を受け取った方があなたのことを見て知ってはじめて繋がりを持つことができる。
塗装屋の反響増加で注意すべきポイントはコレだけ!
・反響増加のための施策を行う時の注意点を解説。
「反響増加」させるために広告を打ったとします。お客さんの目に留まって連絡が来ます。その後あなたがどう「反応」するのか?
電話なら、もしもし!お客さんが○○なんですがと、困っていることを告げてくることが多いです。でもその時あなたがどう反応するのかによってお客さんは「察する」わけです。
ここは大丈夫か?アンテナを張り巡らせて「伺いを立てている」のです。あなたがもし広告を見て連絡をくれたただのお客さんだといる反応を示したら、その時点でお客さんには分かるのです。
あなたが本当に自分のことを理解してくれようとしているのか?これを察するのです。
もしあなたが誰かに用事があって電話をしたとします。でも偶然相手に嬉しいことがあってあなたに聞いてもらいたいと思って喜びをいっぱい表現してきたら、、、
それは嬉しいことです。でも今電話したのはそれが聞きたくて電話したのではなく、自分の話を聞いてもらおうとしたからです。
どんな気持ちになるでしょう?
これと同じように、お客さんから掛かってきた電話で、もしあなたが焦って相手の言っていることを聞けずに「連絡先」や「住所」を聞いて「見積もり」に行こうとしたらどうなるでしょう!?
、、、、、、
そうじゃなくて、あなたの話が聞きたくて電話を掛けてきたわけでは無いですよね?お客さんがいろいろ相談したいことがるから電話をしてきただけです。
もし見積もり依頼したいと思って電話を掛けて来ていたとしても、その一言で気持ちが覚めてしまうかもしれません。
私にはこういう経験がありました。
始め電話が鳴って嬉しくなった時や忙しい時など相手のお客さんのことを意識しないで自分の思ったことを言ってしまうこと。
まずはここだけ注意することです。これを注しておけばどうってことはありません。なぜお客さんはあなたのところに電話を掛けてくるのか?
それはあなたに聞いて欲しいからです!
塗装屋が反響増加した後に今すぐ始めるべき○つの施策
・反響増加した後の行動について解説。
「反響増加」してお客さんからの反応を得ることができると仕事も増えます、「受注率」も上がっていきます。ここで私が考えたことが、もっと多くのお客さんい「リーチ」したい!でした。
もっともっと!
よく深くなっていく。
でもあの売れない時から、なぜ今こうなったのか?
洗い出してみる。そこには原因があるから。ただ上手くいっただけではないからです。それには原因がある。
当然広告を打ってお客さんを集めたからかもしれません。そこには既にたくさんのことがあったからです。
広告を上手く回すために行った「マーケティング戦略」。いい仕事を提供することができる「経験」や「技術」。これらが合わさって上手く回ったからです。
それをまたすぐに同じように拡大するのか?
ちょっと落ち着いてみることです。
「反響増加」した、今広げなくても今知ってもらっているお客さんからの「反響」を得ることができる。それに加えて下地もできた。既存のお客さんできた。それをそのままにして新しい所へ行ってしまう。
その前にやっておきたいこと、それが「整理整頓」です???
部屋を片付けるのと同じで、今まで仕事をして散々散らかっているでしょう。だから掃除「整理整頓」です。
お客さんから仕事をいただいていろんなことがりました。経験もふえました。どんなことがあったのか?まとめてみるといいでしょう!
上手くいったこといかなかったこと、これらはどちらもこれから事業を行う上で重要な資料となるでしょう。
これをまとめて知って向上させることができる。工事をさせてもらったお客さんから更にお客さんを紹介してもらうこともできます。今あるお客さんとの関係を構築することもできる。
考え出すとまだまだ行うことは山積みです。そこをそのままにして上手くいったことを続けるのも良いですが、そこでも今後必要になってくることです。
事業が広がってくると乱れが生じる「技術面。「技術」や「サービス」を維持することも必要です。維持するだけではなく向上させることがこれからの課題です。
目の前のことからまず「整理整頓」する。お客さんとの関係を構築することが今後の「事業展開」に大きく影響してくることでしょう。見えなくて地道な作業かもしれません。でもとても重要なことです。
まとめ
・塗装屋の反響増加のポイントをまとめ
塗装屋の「反響増加」について書いてきました。これを書いていていろんなことに気づきます。まだまだ出来ていないことだらけです(笑)偉そうに書いてんじゃないよ!勉強になりました。
これで終わってはいけない(笑)
まずリサーチから始まって、「マーケティング戦略」を練って、お客さんを知るからこそ理解できることがたくさんあります。
何も考えずに我武者羅にバットを振っても、ボールをじっくり見ないと空振り三振です。あなたが求めているお客さんのことをじっくり見ることです。どこでどんな動きをしているのか観察することです。
結局事業はここだけです。あとのことはどうにでもなります。
ここを知ることでパーっと開いていく。
あなたのお客さんはどんな人なのか?
さらに考えてみてください!
いかがだったでしょうか?
是非取り入れてみてください。
私も塗装の職人から「独立」して「自由」とお金を求めて、でも塗装屋で「独立」した私の仕事は相変わらずパッとしない。
毎日必死に「自由」と「お金」を手に入れようと、今まで以上に仕事に時間を使って働いても、多くを得られるわけではありません。いったい何のために「独立」したのかも分からなくなってしまいます。
「自由」と「お金」を求めることでたくさんの壁にぶつかります。
でもこの経験をすることで気づきます。
このまま塗装屋の仕事をすることには限界があり、何か新しいことをする必要があると思っていました。でもそれだけではない。事業を改善することで回転がスムーズになる。
いろんな経験を重ねて考えるようになります。
仕事さえ確保することができれば、他の塗装屋さんのように利益を上げることができるのか?
でもそんな必要もないのです。今の状態でも何か違いを生み出すことができる。
もし、私が以前のまま塗装屋で「孫請け」が当たり前と捉えていたら?もっと頑張らなくてはならないと考えて、がむしゃらに作業に没頭していたら、今頃どうなっていたか考えると恐ろしくなります。
この塗装屋の「反響増加」に取り組んで、元請けとして仕事を継続的に得ることができています。
そんな私が、塗装の職人から「独立」して、十数年経ってから自分のお店を軌道に乗せて、今ではこんなことを言いながらも、「自由」に過ごさせてもらっています。
あなたには塗装の職人から独立して、私がしたような遠回りをして欲しくないのです。
だからこの文章を書いています。
この文章があなたの「独立」後の「事業経営」に少しでも役に立てれば嬉しいです。