塗装屋が受注増加するために知っておくべきこと
受注増加をするためには
塗装屋で受注増加とは、「仕事をたくさん請負うこと」、単純に言えばこういうことだ。
でも、塗装の仕事は人の手によってひとつひとつ行うもの、たくさんあればいいというものでもない。たくさんあっても出来なければ意味がない。
それじゃ、とにかく「たくさん請負ってきて」、いっぱい仕事を熟せばいい。確かにそうかもしれないでもそれをするとどうなるか?
いったい何のために受注しているのか?金銭的に言えば、売上をあげて儲けを確保するためなのだから、何でもかんでも数を熟せばいいものでもない。
これをやって来たのは私だ。あなたにも理解できるはずです。とにかくどこかの下請けや孫請けをしていれば、自分が望まない仕事だって入ってくることもある。
今は忙しくてもう手が回らないのに、新しい仕事が入ってくると、やらざるを得ない、こういうことはよくあることです。断ればいいのにとも思うのですが、断ると次の仕事も失ってしまいそうで、、、
手一杯で新しい仕事を行うので、とにかく人の手が必要になります。そこはどこか別の塗装屋仲間にお願したり、とにかく人を集めて間に合わせるしかない。
でもこういう時はたくさん仕事を熟せる、月が終わって締めてみれば売上は増加している。それは普段やらないような動きをして、無理やりに仕事を熟しているので当たり前。
自然と受注増加も果たしているのです。
ではこれをやればいいのでは?
毎月これをやるの?
確かに!仕事をたくさん取ってきて、たくさん熟せば受注増になるではないか!ドンドン売上も上がるし利益もあがるし、一石二鳥とはこのこと!!!
塗装屋の受注増加と利益アップの違い
受注増加と利益アップの違いを解説
一石二鳥で受注増加させるわけですが、そんなに単純なことでしょうか?
そんなわけない(笑)
確かに出来なくもないし、何とかなるものです。
しかし、目くらめっぽうで行っても、そのうちどこかで躓くのです。もっとよく理解してから行わないと、必死になって何とかしないといけなかっただけで、決して上手くいってるわけでもないからです。
何のために塗装屋が受注を増加させるのか?
それはやっぱり売上、儲けのあげるため、とにかくそれで見ていきます。
現状を見てみるといいでしょう。現状利益は上がっているのか?利益ががあがっていないから受注を増加させて利益をあげようとしているのではないか?
それとも、現状利益が上がっていて更に利益を増加させるために行う受注を増加さえるのか?これはまったく意味が違うものになる。
今回は現状利益があがっていないものと仮定してお話します。なぜ?私がそうだったから(笑)現状利益があがっている人にはこの記事は必要ないからです。
現状利益があがっていないからこそ、この記事を読んでいただきたいのです。
とにかくたくさん仕事をすればいい!すると自然と儲かる。そう思っていた私はとにかく働いた。朝早くから日が暮れるまで、日が暮れてからもできることを行った。
ほかにも入れれるだけ仕事を入れて、もうこれ以上働くには、夜中働かなければ働けないくらい仕事を入れた。時には夜中の仕事も行っていたものです。
これを行ってというか、これが当たり前でした。とにかくたくさん働けばより儲かる、そう信じていたからです。でも実際にはちがいました。そんなに短銃なものではありませんでした。
違うのかよ?違います!
塗装屋での受注増加がもたらすメリットデメリット。安易な拡大に注意すべき理由
受注増加のデメリットを解説
なぜ違うのか?それは量だけ増やしても上手くいかないから、量を増やせばそれなりに受注も増加することになり、全てのものは増えるでしょう!でもどこかで限界を迎えます
。
毎日毎日限界まで仕事をすることで、受注を増加させているだけなので、どこかでストップする。
あくまでも1馬力でしかない。1馬力ではないかもしれない2馬力かもしれない3馬力かも言しれない、でも行っていることは同じで、限界があるのです。
今月頑張れば、来月同じことができるかといえば、段々と縮小していくでしょう。それよりも毎月同じように安定的に行える受注増加策を導入したい。
1人の場合で考えた方がわかりやすいでしょう。
1人で行える仕事量には限界がある、だから儲けを出せる量も同じように限界がある。
では闇雲に塗装屋が受注を増加させるだけで儲けが増えるのか?早出、残業をすれば増えるが、あくまでも定時での仕事と考えてみる。
もうお分かりでしょう!同じように仕事をしても儲けの量は変わる。それは質が違うから、質とはまさしく単価のことです。
単価?今は関係ないのでは?とにかくたくさん受注を増加させて仕事をたくさんすることではないのか?
同じ仕事で受注を増加させても、同じように人間も増加させなければ受注を増加させても仕事を回していくことはできない。だから同じ条件の仕事の受注を増加させても受注増した売上が増えても、その分の人件費が増えるからです。
でもここは気を付けたいものです。受注増加→売上増加→利益増加、このように上手くいけばいいのですが、塩とをたくさん行うには人にたくさん仕事をしてもらうことになるので、人件費だけではなく他にもたくさんの経費が必要になるからです。
外注業者にお願いするのであれば、考えることもないでしょう。
確かに、これまでが十分な儲けを確保できているのであれば、これを行うことで二倍近くの儲けを確保できる。しかし本当にそうでしょうか?
安い仕事を数請負っていた私にとっては、これが理解できなかったのです。
受注増加のメリットを解説
しかし良いこともある。
塗装屋が受注増加ができると仕事が増える。そりゃ今までの人員で行っていた仕事が倍になれば大変だ。毎月毎月人員を増加させて仕事を行うので、軌道力破壊力は倍になる。今まで以上にたくさん仕事を捌くことができるので信頼も得られる。
同じような仕事をしていても利益の増加には繋がるでしょう!でも、このままではいつか壁にぶち当たる。
1軒80万円のぬりかえ工事がありました。これを行うことで10万円の利益がでるとします。これを1月2軒行っていたものを、4軒行うと利益は倍になって40万円です。
それでも、自分で仕事を探してきて受注増加をさせることで、別のメリットも出てきます。それは下請けや孫請けではあり得ないメリット、仕事を確保することができるようになるのです。
そんな、、、
仕事をもらったらすぐに施工してあげなければ、お客さんはしびれを切らして他所の塗装店にとられてしまうのではないか?
そんな心配は無用です。あなたのところが良かったから、仕事をお頼んでくれたのですから、少しくらいは待ってもらえるでしょう。
今までのように下請けや孫請けであれば、仕事の連絡があれば、その時点でもう工期も決まっていることも多かった。でも自分の仕事であれば、お客さんにお願いして待ってもらうことができる。
今行っている仕事が終われば、そのお客さんの仕事にとりかかればいい。その繰り返しで仕事を行っていくので、仕事の心配は少なくなるでしょう。
なぜあなたの塗装屋が受注で伸び悩んでいるのか?
受注増加できない原因を解説
ただ単に受注増加ができないのであれば、すぐに増やすことができると思うのです。
でも、なぜ塗装屋で独立して現状受注増加できていないのか?
それには事情がありますよね?そりゃそうです。独立し立てで手が回っていないのかもしれないし、下請けや孫請けで仕事をしているのかもしれない。いろんな人がいるに違いない。
私がそうでした。受注増何て言われても鼻で笑っていたかもしれません。だってそんなことをしている余裕なんてないと思っていたからです。それにできるわけないと思っていたのです。
それは当然です。塗装の職人から独立して、孫請け以外の仕事をした事がなかったのです。ずーっと孫請けで仕事をしていると、他のことを考える余裕すらありませんでした。言い訳かもしれませんが、、、
でも本当に意識すらできないのです。毎日の仕事で精一杯です。
私のような人、、孫請けや下請けの仕事をしている人にとって、これからの時代は自分の仕事を自分で確保することは、絶対に必要なことだと思います。
受注増加できないというよりは、受注増加しようとしていないだけです。ほかにもやりたいけど出来ていない、そういう人が多いのではないでしょうか?
受注増加に本気で取り組めば、それほど難しいことではないでしょう。それこそ始めて少しずつでも続けて行くことができるかどうかでしょう。
それがなかなかできないんだよ!そういわれる方もいらっしゃるでしょ!
そして、まだ何もしていない人にとっては、受注増加と聞いて何となくはわかるけど、具体的になにをすればいいのかわからない。
でも本当にそうでしょうか?今の時代、何もしなくてもいろんな情報が入ってくるのではないですか?それこそあなたの周りで上手くやっている人もいるでしょう?
その人たちを見れば、何となく想像は出来ると思うのです。でも、、、
やろうとしていないだけです。
私もそうでした。何かしなければいけない。ずっとそう思っていたのです。でもどこかで、今のままで上手くいけばいいのに?何もしなくても何とかなるんじゃないのか?
どうしても現状を変えようとしません。今のまま行けば上手くいかないことは想像がつくはずなのに、どこかで自分をストップさせるのです。
それほど現状を変えることは大変です。
今まで行ってきたことを否定するように、別のことを行うのですから、自分がやって来たことが間違っているように、でも何か新しいこともやってみたい、そう揺れ動いているのだと思います。私はこれでした。
塗装屋が受注増加させる具体的なアクション
原因の解決策を具体的なアクションを提示して解説
塗装屋の受注増加どころか全く何もしていなかった私は戸惑います。どうすればいいのか?本当に上手くいくのか?動揺で心が揺れ動くのです。
こんなことをすれば、上手くいかないのではないか?でも実際は違いました。それよりもこれを行うことで周りからの反応が気になったのです。
あいつ何か変わったこと始めたぞ!こう言われるのに抵抗があったのです。目立つと取り上げられる、叩かれることを恐れたのです。
何度も何度も考えては躊躇します。でも塗装の職人から独立した私は、ここに来るまで何もしなかったので、ずっと孫請けの職人を行っていて、独立したのに永遠と同じ仕事、自分が考えていたようなことを、全く手に入れられていなかったのです。
内心自分への苛立ち、呆れ、いろんな葛藤がありました。けれども始められない、、、何かあれば作業に逃げてしまうのです。
ところがやっと動き出さねばならなくなったのです。
仕方なく、、、
こう考えると私も知っていたのです。何かを行わなければ、、、
今までと違ったことをしなければ、、、
当然これは理解していたのです。でもキッカケがなかった。
そのときです。ある出会いから動く決意をするのです。
受注増加するためには、結局自分をアピールするしかなかったのです。お客さんに自分のことを知ってもらわなくてはならないのです。
アピールって?オレは塗装屋だぞ!そんな経験はまったくないのに、、、
アピールといってもいろんな方法がある。自分の足でお客さん宅を回って仕事を取る。そんあカッコ悪いことができるかよ!それにそれで仕事が取れなかったらどうするんだよ!飯も食えないじゃないか!こう考えました。仕事が取れない前提です(笑)
でも可能性は薄そうです。
じゃーなに?
いっぱいありますよね!
知り合いからの紹介、チラシ、ホームページ、ネット広告、SNSまだまだあるでしょう!
でも私は何もしていなかったのです。お客さんなんてくるわけありません。飲食店が看板も掲げずに営業をしてるようなものです。店の前を通ってもわかりません。これと同じです。
いくら仕事が出来ても、腕が良くてもお客さんが知らなければ仕事なんか来ません。何か勘違いしているだけです。
塗装屋の受注増加で注意すべきポイントはコレだけ!
受注増加の施策を行う時の注意点を解説
とにかくまわりにアピールすることです。
オレは塗装屋をいやっているから、仕事を頼んでみて!
看板を掲げるだけではなくて、声を発して宣伝をしなければ効果がない。お店の前に出てお客さんに向かって声を張り上げてアピールしている店の人、私にはそんなことはできませんでした、カッコ悪いじゃないか!恥ずかしいじゃないか!そんなことを考えてました。
そんな中途半端な気持ちでやっても上手くいくわけないです。
塗装屋で受注増加を考えているのに、こんな気持ちになってしまうのです。なぜなのでしょう?それは飲食店とは違って、上手くいかなくても、またこれまで行ってきたような下請けや孫請けの仕事が出来るからです。
戻ろうと思えばいつでも戻れるし、なんならその仕事を続けながら受注増加をしようとしているので、後ろ髪を引かれながら前に進もうとしているようなものです。
いつでも戻れる、、、
そんな気持ちがありました。
だから上手くはいかなかったです。
それが、どうしてもやらなければならなくなったとたんに、気持ちが変わるのです。
とにかく逃げ道を塞いでしまえ!もう戻れないように逃げ道を塞ぐのです。
逃げ道を塞ぐって、、、
渡った橋を爆破するのです。余計分らんわ!(笑)
後戻りできないようにするのです。どいう言うことかと言うと、やるしかない状況です。
今日はでっかい魚を釣ってくるからな!晩ご飯の用意はいらないぞ、よく切れる包丁を用意して待ってろ!(笑)
こういって出掛けた手前、何も持たずに変えるわけにはいきません。とにかく魚を釣って帰るしかありませんよね?これと同じです。ダメなら買って帰るしかないのです。
かなり甘い例えになりましたが、、、(笑)
オレはこれをやるから!待ってろ!こう言うことです。
もう引っ込みがつかなくて、元へは戻れません。
ただ単に行うのではなくて、覚悟を決めるということです。
出来なかったら、これを差し出します。
この日までに体重を〇〇キロにしますと約束するとどうでしょう、出来なかったら○○うを差し出すという約束です。
出来なかったら悔しい!
でもこれだけで、出来るとしたらどうでしょう!それこそ受注増加なんて実現したらどうなります?そのときは一瞬辛いし嫌で逃げ出したいけれど、達成すれば誰よりもうれしいのは自分です。自分の仕事の環境は一変するのです。
同じようにダイエットといってもホントのことを言うと、相手には全然関係がないことです。それを何かを差し出すことで、一緒に行うように仕向けているのも自分です。
人の力を借りるということです。
私は正にこれをやりました。初めは1人で始めて行っていたのですが、どうもうまくいなかったのです。でも仲間に協力をしてもらうという気持ちは全然なくて、たまたまそうなっただけなのです。
手伝ってもらったというより、一緒にするしかなかったといった方がいいかもしれません。別に二人でなくてもよかたのですが、、、
すると、どうなったか?私1人であれば、またダメだった、で良かったのですが、仲間と一緒だといつまでもそんなことを言ってられないのです。
どうにかして形にしなければ、カッコがつかなかったのです。どうしよう、、、私は焦り考え続けます。どうにか仲間を動かして仕事をさせなければならないし、ボーっとさせていてもお金を支払わななければならなかったからです。
お金もかかるし、時間も掛かるので、どうにかしないと焦ります。だからこそ一生懸命になりました。でもそれが功を奏するのです。
これが私が行った逃げ道を塞いだ方法です。
ほかにも方法はあると思います。ぜひ使ってみてください。良い事尽くめです!(笑)
塗装屋が受注増加した後に今すぐ始めるべき3つの施策
受注増加した後の行動について解説
1、継続して行う
結構一度上手くいくとサボる、これは私だけかもしれません、でも安心してはいけません。人はすぐに元の状態に戻ろうとするものです。
一度力を発揮してうまくいったのに、気がつくと元の状態に戻っているなんてことはよくあるのです。
それこそ、仲間の力を借りて何とか塗装屋で独立後受注増加することができたのですが、やっぱり継続しないのです。安心してしまうのです。
ダイエットのリバウンドのように、人は元居た状態が楽で慣れているのです。形状記憶スーツのようにもとに戻ろうとするのです。
2、テストを繰り返す
一度上手くいくと安心してしまうのは、ここでも同じです。
どうでしょう?上手くいけばそれでいいというわけではありません。
現状上手くいった。願いが叶ったのは違いは何のですが、更に磨きをかけることができるんです。
更に磨くを掛けるということは、もっといい状態にすることです。
ダイエットで言えば、体重を落として痩せることができたのですが、でもまだまだやろうと思えばいくらでもできることはあるのです。
そうですよね?
痩せて皮がダブっているかもしれません(笑)目標体重には到達したけれど、まだ理想には届いていないように、もっと体重を落としたり、筋肉をつけたりできるのです。
塗装屋で受注増加を実現してお客さんの数は増加した、けれどももっとできる事がないか?幾らでもあるのです。もっとお客さんを増やすことも出来るし、質を上げることも出来る。
3、成長することを怠らない
上記のことを行うと、絶対についてくること、それは成長することです。成長と聞いてどうでしょう?別に、、、(笑)かもしれません。
でも、お話したとおり、この施策を行うことで一番利益を得るのは自分自身なのです。誰が何言おうと自分なのです。
それをミスミス無駄にすることはありませんよね?もっと工夫すればさらに磨きをかけることができるのですから。
すると、どうなるのか?
初めはどうしていいのかわからない、躊躇していた自分、誰かの協力を得たり、今まで行ってきた事がないことに取り組みました。でもそれが通常になるのです。あれほど嫌で逃げたかったことが、どうってことなくなるのです。
そんな自分をどう思いますか?
自分の仕事を維持成長させるために行ったに過ぎないことが、自分自身を成長させることができるのです。
これが成長するということです。
ということは、、、?
更に前へ進むことができるということです。
もうお分かりいただけました?
まとめ
今回は塗装屋の受注増加についてお話してきました。
これは塗装の職人から独立した私には目から鱗でした。
それまでこのようなことをしてこなかったのでチャレンジでしたし、自分を成長させるいい機会にもなったのです。
仕事をしていれば、いろんな意味で成長することができるものです、知識を増やしたり、経験をしてみたり、正に今回の件がチャレンジで、体験知識を得ることになるのです。
やった事がないことをすることで、自分が1つ成長するのです。
私は子供のころから勉強をすることなどありませんでした。でも算数は少々出ます。足し算引き算掛け算割り算程度しか出来ません。難しい勉強はできませんが、仕事を、それも塗装の職人から独立していろんなことを学びます。
私の学びのほとんどは遊びから、そしてこの仕事からなのです。正に生きていくにはどうすればいいのか?サバイバルです。ジャングルの中で生きてくと人は考えます。経験はありませんが(笑)
そうではありませんか?例え勉強ができなくても日々生きていける知識があればいいのです。
ということで、ぜひ試してみてください。
私も塗装の職人から独立して、それこそ受注増加なんて言葉は何となく知っていましたが訳が分からなかったのです。でも塗装の職人から独立して自分のお店を軌道に乗せて、今ではこんなことを言いながら、自由に過ごさせてもらっています。
あなたには私がしたような遠回りをして欲しくないのです。
だからこの文章を書いています。
この文章があなたの独立後の事業経営に少しでもお役に立てれば嬉しいです。