見積もり

【塗装の職人から独立】塗装屋が陥りがちな見積もり作成の罠と見積もり作成で見逃している落とし穴

塗装屋必見!見積もり作成知識

塗装屋の見積もり作成基礎知識を解説

塗装屋 見積もり作成

見積もりのことを何も知らない塗装屋

見積もりと聞いて、どう思います?

私は苦手でしかありませんでした。

それは何故かと言うと、見積もりのやり方がわからなかったからです。

それでも独立前に友達が勤める工務店から仕事を依頼され施行します。工事が終わり請求段階になるとどうしていいのか分からなくなります。

仕事が終われば何も考える事は無いのでは?

でも私には1つだけ不安なことがあったのです。それはお金をいくらもらっていにのか分からなかったからです。

まだ独立をしていなかったので、細かい事も分かりません。

塗装の職員だった私は、現場できれいな仕事をするのには自信があったのですが、それ以外の事は何もわからなかったです。

独立すれば見積もりができるのは当たり前、絶対そうだと思うのです。私が独立して行おうとしていた仕事は金額を設定する必要はなかったのです。

仕事相手から工事金額の提示を受けて仕事をするだけだったからです。。孫請け仕事には見積もりをする知識は必要ありませんでした。

だから工務店の仕事をして金額の出し方が分からなかったです。それでも通用したのです。

細かい話をするともっとたくさんあるのですが、、、

1、塗装屋必見!見積もり作成で必要なこと

見積もりを作成するとき重要なことを解説

苦手で時間がかかる見積もり作成ですが、なくてはならないものです。

その時はセンチ単位で細かくメジャーを使って測っていたように思います。

見積もりとはそういうものだと思っていたんです、でも実際は違うのだと思います。

あなたは塗装屋の見積もり作成をどのように考えていますか?

見積もりは時間がかかるのは間違いありません。無ければどれだけ効率が上がるでしょう。でも実際見積もりがなければ金額提示ができません。お客さんも金額を把握することができないので、困ってしまうでしょう。

でも時間がかかる。ではどうしたものか?何かいい方法は無いのか?を考える必要があるのではないでしょう?

塗装屋の見積もり作成、考え始めると意外と深いものなのです

2、塗装屋が見積もり作成が苦手な原因は?

見積もりを分析して解説

時間がかかる、、、

でも見積もりをしないと仕事は?

あなたは見積もりに時間がかかってはいけない。そう思っているのはなぜでしょう?時間がかかっても仕事がいただければ良いわけですよね!?

ところで見積もりをして、見積もり数よりも契約数の方が大幅に少なかったり、仕事の契約をもらったとしても割に合わないとこのように思ってしまうのではないでしょうか?

それぐらいいつも見積もりに時間を割いていると言うことですね。

もし見積もりに対してたくさんの仕事をいただいていたらそんなことは思わないかもしれません。

数字に出して確認してみるとよくわかるのではないでしょうか?私はいつも肌感覚で行っていました笑

でも実際に数字にしてみる、いろんなことが見えてくるのです。思っていたよりうまくいく、それほどでもない。

数字にすると解決策も見えてきます。

それをどう受け止めているのか、考えているのかが重要なのです。

確かに現場で仕事をしている私たちにとって、時間はすごく大切なものです。見積もりに行く間の1時間2時間でどれだけの仕事ができるか分かりません。

そんな時間を割いて見積もりにお伺いするのですから、必ず仕事をいただく結果を、そう思うのも仕方ありません。

見積もりをして金額を提出して仕事がいただける。見積もりをしてるのでたくさん仕事がいただける。

そのために一生懸命お客さんと向き合っているのですから、

ようは結果が出ればいいのです。そんなにうまくいかないから困っているのではないか!?

確かにその気持ちは私もよくわかります。

どのように見積もり作成をすれば、塗装屋がお客さんから仕事をいただくことができるのか?

3、塗装屋が見積もり作成を効率化する方法

見積もり作成の目的を解説

仕事につながればいいのです。

ただそれだけのことだと思うんです。でもそれほど簡単ではないことも理解できます。

見積もりをしないで仕事をいただくことはできない。でも見積もりを効率化する事は可能だと思うのです。

実際に見積もりにお伺いしてお客さんのどのようなことを知っているのでしょう?見積もりに行く前からお客さんとお話しし、だいたいの想像をしてお伺いするのだと思います。

見積もり申し込みのお電話をいただいた時から、住所をお聞きしてお客さんのおうちが大体どのようなものなのか、Google マップで検索することだってできます。

現地に行って何をすればいいのか大体把握できていると思うのです。それよりも相手の方、お客さんがどんな方なのか、どんなニーズを持っていて何を望んでいるのか?よくお話しをお聞きして理解することが大切だと思います。

よくあることですが、お客様宅を訪問し挨拶もほどほどに見積もりをして帰ってしまう、このような塗装業者が非常に多いのです。

私はお客さんから見積もり依頼を受けて、お客さん宅にお伺いしお話をお聞きしていると、よくぞ聞いてくれた、そういう反応を示されるお客さんが非常に多いのです。

あなたのところはいろいろと話をされるのですね。そう言うことを言われるの方が多いのです。どういうことですかと私が聞くと、他のところもにも見積もりをお願いしているとか、以前見積もりをお願いしたことがあるとか、そういうお話をされるのです。

ところが、お見積もりを頼んだ塗装業者さんは、話どころか挨拶をするかしないかで、お客さんのお家の見積もりをされる方が多いそうです。

私も経験があります。じっくりお話しできる時は良いのですが、どうしても時間がなくてお話がおろそかになってしまうこともあるのです。

そういう時は必ずと言っていいほど、お客さんが思っているような見積もり提案ができなくて、ご依頼をいただくことが少ないように思うのです。

それとは逆に、お電話でもよくお話を聞き、お伺いした際もいろんな話をさせていただくと、こちらとしてもいい見積もり提案ができるのです。

そういう時はほとんどと言っていいほどお客さんと気持ちが通じ合って、いつの間にか打ち解けて自然とお仕事をいただいているように思うのです。

見積もりをするのが面倒、見積もりをしてもなかなか仕事がもらえない、うまくいかない。それならばまずは相手の立場になって考えてみるといろんなことが感じられると思うのです。

なぜこの人は電話してきたのだろう?

あなたも買い物に行ったとき、どのように考えるでしょう?同じだと思うのです。自分が思っていることと相手が理解していることが同じになるには、相当な会話と理解力が必要だと思うのです。

一度お客さんから電話をいただいて、そんなにすぐに相手のことが理解できるのでしょうか?それなのに私は相手のことを理解したように勝手に思っていたのです。

とにかく相手の話を聞くのと同時に、相手の思っていることをさらにたくさん引き出してあげることが重要だと思うのです。

それぐらい相手のことをお聞きしても、それでも理解できない事はたくさんあるのだと思います

見積もりよりもよく相手のお話を聞いて理解する。ここを常に意識しておくことが重要だと思います

4、塗装屋が見積もり作成で負けない方法

あなたは何か買い物をしたことがあるでしょうか?どのような買い物をしたことがあったでしょう?

経験すればわかると思うんです。

どんな時あなたは良い買い物ができたと思うでしょう?どんな相手から買ったとき、良い買い物ができたと感じるでしょう?

これは意外と気づかないかもしれないです。ちょっと考えていましょう?あなたは常に何かをお願いしている方はいらっしゃいませんか?

私の場合は、結構あちこちでいろんなところに行って違ったお店に行くことが多いのですが、でも何故かいつも同じところで買い物をしてしまう。買い物以外でも髪を切るとか服を買うとか、自分が生活する上で必要なもの同じところで、同じ人にお世話になって買っていることが多いのです。

あなたもそんな事はありませんか?

なぜ同じとこで買ってしまうのか?選ぶのが面倒だと言うこともあるのですが、やっぱり安心できるのです。その人にお願いすればまず間違いないものを提供してくれるからです。

でもその方達との出会いにも元はわからないところもたくさんあったのです。でもなぜその人たちを選んだのかと言うと、やっぱり私のことを理解しようとしてくれたからだと思うのです。

どのように考えておられるのですか?

これかこれかどちらがいいと思いますか?

とにかく何度も何度も話を聞いていただいたように思います。そして一度お世話になってからも、次もそのような商品を買うとき、又は継続して同じような商品を買う時は必ずその人たちのに連絡をするのです。

不思議です。

同じものを扱っている方はたくさんおられるのですが、なぜか同じ人に同じお店にお願いしてしまうのです。

あなたはこんなお店はありませんか?

なぜそのお店を利用するのですか?

なぜその人のところに行くのでしょう?なぜその人にお願いするのでしょう?考えてみると何かが見えてくると思うのです。

どんなに小さい商品でも、どんなに大きなものでも、結局は人と人が出会い、お話をし相手のことを理解し理解しあい、お付き合いが始まるのだと思うのです。

どこからどこで買ってもいいの6、そこで買わなくてもいいのに、なぜかそこで買ってしまう。

お店を除けばいつも閑古鳥が鳴いているお店があるのに、もう一つの店は人で賑わって行列を作っている。

同じものを扱っているのに、味も値段もそんなに変わらないのに、片方の店は閑古鳥、片方の店は大繁盛、何が違うのでしょうか?

人と人をつなぐ何か魅力的なものがあるのでしょうね。

4、塗装屋が見積もりで困っていること

電話はじゃんじゃんなる。

見積もり提出もたくさんしているのに、でもお客さんから仕事をいただくことができない。

こんなことを思っていないだろうか?

どうしたら、たくさんのお客さんから仕事の依頼をいただけるのだろうか?

たくさんのお客さんから連絡をいただくのに、それでも仕事がもらうえる確率は低くて、なぜこのようなことになってしまうのかよくわからないのです。

かと思えば、よく相見積もりになる業者は、よくお仕事をいただいているように見えるのです。そして私が見積もりをさせていただいたお客さん宅を通ると決まってその塗装業者が施工しています。

見積もりをしても施工できない。よその業者に負けてしまう。そんなことが続いてどうしようもない。

悔しくて仕方がない。どうにかならないものだろうか?

他の塗装屋がどのようなことを行っているのか?気になって仕方がない。

そんなあなたに朗報です。

見積もり提出をしてもお仕事がいただけないことが多い。でも考えてみると、あなたはお仕事がいただけるところまでもう少しだと思うのです。

お客さんから連絡をいただいて見積もり提出まで行っているのであれば、なぜあなたが仕事を得ることができないのか?またいただけることが少ないのか?

5、塗装屋で見積もり作成でお悩みの方に朗報です。

お客さんと同じように相手を理解するを解説

相手の塗装屋はどのようなことを行っているのでしょうか?あなたが行っていることと何が違うのでしょうか?これを理解することが大切です。

私もお客さんから直接仕事をいただくようになってから、いろんなお宅にお伺いさせて頂きました。

でも実際見積もり作成をして提出後、お仕事をいただくことができるのはそのうち半分から良く80%の方ではないでしょうか?

ご連絡をいただいたお客さんのうち、どれぐらいの方からお仕事をいただければ良いのか?考えてみる必要はあるでしょう。

全部が全部、それは無理な話です。

では、どうするのか?

お客さんを選ぶ必要があるのです。すべてのお客さんからお仕事をいただけるわけではない。

ですよね?

では、どんなお客さんからお仕事をいただくのか?

そんなこと言っても、わからないだろう?相手がいて、いつ誰が仕事をくれるのかわからないのだから!?

ほんとにそうでしょうか?

私もはじめはそう思っていました。手当たり次第に声をかけてもらえばいい。そしたらそのうち仕事をもらえるに違いない。

でも実際にはそうでないなかったのです。

私のところにご連絡をいただいて、お仕事をいただける方はだいたい決まっていたのです。

ま、ま、さ、か?

そんなことあ、る、か、い(笑)

あなたは考えてみたことがありますか?

あなたのところに来るお客さんは、どんな人なのか?

私は常にがむしゃら戦法です。、数撃ちゃ当たる戦法です。そうして考えもせず撃ちまくり、たまに当たるのです。

そして、あ!うまくいった。

でもなぜうまくいったのか?わからなかったのです。だから2度とは続かないのです。

たくさん撃ってうまくいかないのであれば、それでいいのです!

たくさん撃ったら、なぜ当たらなかったのか?を考えればいいのです、、そのためにがむしゃらに撃った、その数撃ちゃ当たる戦法にも意味があるのです。

そこから考えることができる。

何発撃って何発当たったのか?どこのどんな人に当たったのか?

たくさん見えてくることがあるのです。宝物でしかありません。

成功間違いましなのです。