会社経営

【塗装屋 経営改善】塗装屋さん必見!経営改善のための3つのコツと5つのポイント

塗装屋さんとして独立しても、経営がうまくいかない人の特徴

この記事を読むことで、明日からあなたは売上、経費、利益を理解管理して【塗装屋 経営改善】することができる

うまくいかない、、、

これだけ頑張っているのに!?

仕事をやってもやっても残らないお金。
どうしてなのか?私はいつもこのように考えていたのです。

儲からん!儲からん!

そう言ってるそこのあなた!

わかります!私もそうでした。

売り上げから経費を引くと残るお金は微々たるもの。それが今月はたくさん残ったと思ったら、しばらくすると出ていった(笑)

結局、今月もまた振り出し、今度こそ!この仕事は儲かるだろう!気を引き締めて臨んだにも関わらず、やっぱり結果は同じです。

ぜんぜんお金は残りませんでした。それでもずっと続けて行くと、利益が上がることもありました。なんで?何が違うのか?

それも、そんなに気合いを入れていないのに、結果は今までと変わって行きます。なぜなのだろう!?それは仕事をもらう先が増えたから。

ずっと1か所、気心知れたところからもらっていた仕事、ある時、紹介してもらって別のところから仕事をもらい始めます。そこは建設屋さんの下請けをしている塗装屋さん、自分のところは孫請け、以前のところと条件は同じです。でもこのときはどんな仕事でも分け隔てなくやっていた。

終われば次、また連絡があれば次、私からすればそんな得意先が1軒増えたのです。それでも当時は嬉しくてどんどん仕事をしてました。

そしてその初めての仕事が終わったとき、これくらいでいいか?金額提示です。それも工事が終わってから、その頃の私はいつもこんな調子でした。

請負金額も決めずに工事をしていたんです。それが当たり前でした。これで良く工事が出来たものです。

その時提示された金額は。???と言うものです。工事が終了してから提示される金額ですから当たり前!

でも材料は支給で手間のみの売上だったので金額的には少なかったですが、4人で終わって20万円ほどの売上でした。1人5万円。

この金額が高いか安いかは置いておいて、その当時の私にとっては十分すぎる金額だったのです。職人に手間賃を支払って、養生代やガソリン代2万円としても残りは14万円です。

1日の手間賃が2万円だったとしたら2日分の4万円を12万円の利益、ここでいろんな意見があるでしょう?その金額をどう捉えるかです。利益を12万円と計算するのか?それとも一人当たり5万円と捉えるのか?解釈の仕方はあります。どれが正解とも言えません。

でも、当時の私、周りの仲間もみんな、今日は1日5万円になった!という表現をしていたんです。1人でではなく2人で5万円、ということは倍の10万円です。自分の手間賃は1日8万円という言い方です。

よく分からなかったです。このようにお金のことを捉えてました。そしてですね、頭の中では儲かったというのがありますので、帰り道は当然のように祝杯を上げに行きました。何に勝ったのかわかりませんが(笑)

こんな感じです。でもこの時その塗装屋さんからほかの仕事ももらったのですが、そこでもやっぱり同じように利益を上げることが出来たんです。20万の工事とかではなく、今度は数百万円の工事でです。

また当然のように祝杯です(笑)

するとどうなのか?なぜこんなに利益が上がるのか?当然のように理解出来ました。そしてまた紹介してもらった別の塗装屋さんの仕事でもやっぱり、同じように利益を上げることが出来たんです。

これは間違いない!確信します。

同じような仕事、やり方も変わらない。どちらかと言うと全力で仕事をしなくてもそれくらいの結果が出せたんです。

うれしくなりました。と同時に疑いを持つようにもなりました。仕事は選ばなければならない。そう思うしかありません。

でも、それまでにもこんな展開はあったんです。それはあの時から変わったように思うんです。それは仕事の内容でした。どれだけ頑張っても仕事がはかどらない。進まない仕事。そう言う仕事もありますよね?

それは私にも理解出来ました。でもそんな仕事が続くとお手上げです。生活に支障をきたすからです。出来るだけ頑張って生活費を上げるようにしましたが、厳しかったです。

そこから凄く楽になっていきました。仕事を継続しさえしていれば利益を上げることが出来るようになって行きました。しかし、それでもまだほかにも問題があったんです。

変わらずお金がどんどん無くなっていきます。おかしい?おかしい?あんなに儲かっていると思っていたのに?なぜかまた消えて行くお金。

今度は何かわかりません。でもそんなことを言っている場合ではありません。何とかしてお金の出を食い止めるしかありませんでした。そして突き止めた?いやなかなかわからなかったんですが、理解できるようになったんです。結構時間が掛かりましたがわかりました。

塗装屋さんが経営改善するために知っておくべきこと

経営改善するためのポイントを整理して解説

それはその理由は、、、

まーとんでもないことでした。

それは私の小遣いです(笑)

あり得ます???こんなこと!!!

これがわかったのは結構時間が経ってからです。

おかしい!おかしい?そう思っていたんですがわかりません。

結局数字に疎い私は理解できていませんでした。自分が漏らしているとは思いませんでした。そのお金は自分の使っている日々のお金、財布を持っていた私。その財布からすべての買い物をするのです。

それが例え仕事のものであっても、自分の個人的なもの、例えばタバコとか酒とかであってもその財布から出して買う。これはどういうことかと言うと、すべてのものをその財布から出して買う。

ということは???

その財布に入っていたお金はというと、それは仕事のお金、仕事をして集金をしてきて仕事用に持っていた?と言うよりも自分のお金としても両方兼ね備えて持っていたものでした。

その財布からすべてのものを買うということは、すべては売り上げのお金から買っている。そう言うことでもないんです。そのお金は売上げた金でもあり、自分の給料でもあったんです。

要は売り上げのお金と自分のお金(給料)を分けていなかったので、何に使ったのかが全然わからなかったんです。分からないのではありません。仕事用に使ったものはすべて領収書をもらっていたので差引すればわかるのに、その計算さえしませんでした。

ということは、全部経費。そうではありません(笑)仕事用のお金は経費、個人のお金は給料から、うーん!よく分かりませんよね。

どういうことかと言うと、領収書の金額以外は自分の給料として分けていた。ですが財布は一緒、訳が分かりません。それでも何とか分けていたんだと思います(笑)

こんな管理をしていたので、お金のことがよく分かっていませんでした。とにかく感覚だけで儲かっているとかを判断していて、お金が入ってきた感覚だけでお金のことを理解していたんです。

ということはどうなるのか?財布に入っているお金が無くなると、銀行へ現金を下ろしに行って財布に入れる。無くなればまた同じように財布に補充していました。お金を管理するのは自分でしたのでいつでもこれをすることが出来たんです。

まー恐ろしい話です。

結局どうなったのかと言うと?

お金はどんどん消えて行くことなったんです。消えて行く?お金なんて簡単になくなってしまうんです。使っていれば知らない間になくなっていきます。これがお金が消えて行く原因だったんです。

私は独立するまで、このようなお金の管理をしたことがありませんでした。給料でさえも、小遣いでさえもすべてが成り行きに任せるように使っていました。

あんたー、小遣い帳付けや!とおかんに言われても3日坊主、それから働き始めても親に貯金分を渡してあとは毎月使っていて。何に使っていたのかもまったく覚えていません。そうしてずっとお金を失って来たんです。

これで商売がうまくいくと思っていたんです。それはなぜだかわかりますか?

どういうことかと言うと、私がやっていたようにお金が入ってきて、使っていてもまたすぐに入ってくる。それが当たり前だと思っていて、使っても使ってもまた入ってくると思ってたんです。

お金儲けとはそう言うものだと思っていたんです。要は儲かっているとお金は増え続けると思っていたんです。幸せだと思いませんか?本気でそう思っていたんです。

こんな奴が個人事業主、あとあと社長になっていくんです!凄くないです?(笑)こんなもんなんです。商売なんてこのお金のことさえ理解すれば誰でもできるんです!

でも、あなたはここまで酷くはありませんよね?当然ですよね!

でも大きい小さいは置いておいたとして、お金のことを理解できていますか?お前がいうな!!!みなさん声を揃えて言われたのでここまで聞こえましたよ!(笑)

でもホントに重要なんです。ホントにこれだけなんです。これさえ理解していれば、塗装屋 経営なんてちょちょいのちょい、どこからでも経営改善できるんです。

あとは仕事をして利益を上げ続ければいいだけですから簡単です。仕事をするのは私たち職人にとっては簡単です。でもちょっと苦手なのがこのお金の管理術なんです。

違います!?

まずひとつ目のこれを理解して頂ければと思います。

塗装屋さんが独立してうまくいかない理由とは?原因と対策を徹底解説

塗装屋さんが経営改善してお金儲けをしたいのであれば絶対してください。

ここまで書いて振り返ってきて、改めて振り替えてみて思います。まーとんでもないことをしていたんだということを!

これを聞いたあなたはどう思いました?当然ビックリして欲しいのですが、そうでもない人もいたりして!(笑)いますよね!そんなあなたに朗報です。お金の管理術を学んで塗装屋の経営を改善する。

そして、、、

なんと、、、

お金がザクザクと降ってくる!ま、ウソですけど、降って来るは言い過ぎました、でもそれに近い状態になるんです。お金が増えて増えて止まらなくなります。本当です。私がそうですから安心してください(笑)

それにはどうするか?もうお分かりですよね?

お金を分ければいいんですよね!?そんなことはわかってる!また大きな声が聞こえました(笑)

では、お話します。

ちょっとしたゲーム感覚ですよね。ゲームをするのに重要なチップ、あなたはどのように管理して使っていくのでしょうか?まさかカジノに行ってバラまいたりしませんよね!

それと同じ、私がやっていたのがそれですよね。折角手に入れてきたチップをバラまいて、また次のチップを手に入れるために走り回るんです。これではうまくいきません。

チップを確保しながら、次のチップを手に入れるように工夫する。

ま、使わなければいいんですが!(笑)そう言うわけにも行かないので、使う際にはお金を分けるんですよね?これって私が個人事業時代にやって来たことでした。同じ財布から全部支払って使う。そして後で適当に分ける。

それが通用するのは個人事業だから、、、

だと思うでしょ!それが法人にしてもやってました。あまり変わらなかったです。それより決算書を見ていると役員貸付金なる項目があって、これは何だろうと思って税理士に聞くと、社長が会社から借りているお金ですだって!?よく分からないので詳しく聞くと、分かりやすくいうと、私が使い込んだ会社のお金の金額でした(笑)

おいおい!そんなに使ってないぞ!と言ってもそのお金はどこに行ったのかわからないので、社長が使ったということになるのだそうです。まったくもって会社は大変だ!なんて思ってました。個人でも会社でも結局は同じで、これをしている限りはうまくいきません。

私が言うのですから間違いはありません!妙に説得力がある気がします(笑)

お金に色も匂いも付いていないのに、どうやって分けるんだよ!?そうですよね!その気持ちメチャクチャわかります。私も同感です。どうやって分けるんだよ!何でオレが使ったってわかるんだよ!って言ってましたから(笑)

塗装職人が知らない経営改善の秘訣とは?成功事例から学ぶ5つのヒント

1、入ってくるもの、売上を管理して塗装屋も経営改善を行う

でも、分かるんですよ。

分ければならない。

まずは売上を管理する。

また面倒くさいこと言い始めたよ!まーそう言わずに。

売上って理解してます?毎月どこから幾ら売上があるのか?そんなこと知ってるに決まってるだろ!

凄い!私は知りませんでした。というか何となく覚えているだけでした。その売上を理解するというか、まとめておくだけでいいと思うんです。どこどこから幾らって。

それを合計したものが全体売上ですよね!まずは月単位で分けます。

2、出ていくもの、経費を管理して塗装屋の経営改善を行う

次は経費、経費は幅広いですよね、何がなんだかわからない。ごもっともです。完璧じゃなくても良いじゃないですか!要は分けること、どう分けるかというと、仕事と個人とを分ける。個人といっても全部個人じゃないか?

個人事業であれば、仕事と自分の出費を分ける。買い物した領収書を全部取っておく。カード払いであればカードの明細書を保管していく。この際全部カードで払えば明細にまとめてくれるので管理がしやすいのかもしれません。

でもカードが使えないところもあるからどうか?

そして個人事業でカードで支払う際はカードも分けておくと便利です。楽天カードか何かを2枚作っておいて、1枚を仕事用、もう1枚を個人用として使えば、勝手に分かれますよね。

でも、これをしてしまうと、あとでこれは仕事用だったといっても分けにくいです。でも、両方個人用なのでそんなこともないんですけど。でもなんかおしい!(笑)

3、出し入れ、通帳を管理して塗装屋の経営改善を行う

次は通帳です。

仕事用に使っている通帳、これを仕事用に徹底する。その通帳は仕事用に使う。売上の入金先はこの通帳へ、振り込み入金はもちろん、現金でもらってきたお金もとにかくまず全部入金する。

もらってきたお金から取り合えずこれを買ってとか、使ってしまうと訳が分からなくなるので、あとで通帳に入れたお金が少ないとかになってしまうので、もらってきたお金はとにかく全額入金を徹底する。

他にも仕事用の経費の支払い引き落とし先はこの通帳を設定して、ここから引き落としてもらう。この通帳をすべての業務用に徹底する。

4、自分のお金、給料を決めて決まった日に出金する(多くなく少なくなく)業績に応じて決定する

そしてこの通帳から毎月決まった金額の給料を設定して、ここから毎月自分の給料としてお金をもらうようにする。

決まった日付けと金額にしておくことでお金の管理がしやすくなって、塗装屋が経営改善に取り組みやすくなる。

ここでひとつ気になることがあるんじゃありませんか?

お金を分けるといっても経費の買い物をするときどうするんだよ!?カード払いであれば気にする必要はないけれど、現金しか使えなかった場合とか、自動販売機とかでジュースとか買うときはカード使えないぞ!?

確かに!

それなんですけど。

こう考えるといいと思うんです。

5、自分のお金を財布に入れて、全ての支払いを行なうことで塗装屋の経営改善を行う

個人事業だとしても、仕事用のお金は会社(個人事業)のお金、個人の給料は自分のお金。個人事業であればどちらも個人のお金には違いはないのですが、このように分けておくだけでお金の管理がしやすく個人事業の塗装屋の経営改善には向いているんです。

金庫をひとつ買って事務所又は自宅に置いておく、会社(個人事業)用の通帳から下ろしてきた現金10~20万円(事業規模に応じて金額変更)を入れておいて、そこからお金を持ち出さない。

そして、財布の中には個人の給料としてもらったお金を入れておく。すべての支払いは個人のお金で支払いをする。その際領収書をもらっておくのは当然ですが。あとから領収書と引き換えに会社(個人事業)の金庫からお金と領収書を引き換えでもらうようにする。

これを日々小まめにすることで、会社(個人事業)と個人のお金をキッチリと分けることが出来。

この際になぜ個人用のお金を財布に入れるのかというと理由がある。事業用のお金よりも自分のお金の方がより重要性が出るから、より大事にしようとするから、自分のお金であれば少しでも無駄にしたくないと思うからなんです。