suruna
塗装職人から独立して選んだ道は
最も楽で緩やかな障害のない道でした。
今日はすべてのことは自分が決めている。
というお話をしたいと思います。
私は40何年?3年か4年?だったか?
塗装の業界で働いてきている。そして30年以上塗装店を経営して
塗装店というところに携わって生きてきたわけなんです。
でもいろんな方がいらっしゃると思うんです。
いろんな仕事をされてる方がいらっしゃいます。
建設業であっても大工さんとか監督さんとか水道屋さんとかも
色々いらっしゃると思うんです。
でもそれって全て、自分が決めていることなんですよね。
こちらの動画でもお話しています。
私自身なぜ塗装屋を始めたのかと言うと
中卒で勉強しなかったので、塗装屋でもしようか?
正直塗装屋しか選択肢がなかった。
それで塗装屋を始めることになりました。
職人として、丁稚で働き始めたわけなんですけども、でもそれは単なるキッカケだったと
思うんです。
そこで大工さんを選ぶこともできたと思うんです。
でも自分が選んだのは塗装屋でした。
そして、私は一度塗装屋を辞めてるんです。
違う仕事を1ヶ月ぐらいして、また塗装屋に戻ったわけなんです。
やっぱなんか、やったことがある、経験をしたことがあるので、もう一度やってみようかなって思ったわけなんですけども。
そこでも違う仕事を選ぶこともできたわけなんです。
生きてると右と左に道が分かれた時、自分で選択することができるんですけど、結局自分が選んだ道に進んでいるということを、お話したいと思うんです。
世間には普通に働いている方もいれば、それこそ大富豪の方もいらっしゃるし
路上で生活されてる方もいらっしゃいます。
でもそれって結局は自分自身で決めたことだと思うんです。
私がなんでこういう話をしているのかと言うと
自分自身が自分の人生を決めて、歩んできたっていうことを話したいんです。
私は子供の頃からすごく自信なく生きてきたんですよね。今こうやってブログで
お話をさせて頂いてますけども、物心ついた時から、すごく恥ずかしがりで自信がなかったんですよね。
だから自分が何かしようと思った時にはいつも躊躇が入ったんです。
道が右と左に分かれていて、これがやりたいなと思っても、自分が選択すると方とは違う別の方向に進んでしまうことがよくあったんですよね。
なぜかって言うと、、、
右に行くには自分自身、やっぱり自信がなくて、そんなことはできないだろうって!
自分の中で考えることがすごく多かったです。
そして、自分が選びたい方じゃない本当は行きたくない、左に進むことが非常に多かったんです。
ひとつ例をあげると
何か発言したいと思った時に、いやこれを言ってはいけないだろう。自分がこんなことは言ってはいけないだろう。みんなになんて思われるだろう。
馬鹿にされるんじゃないかなって、むちゃくちゃ考えてました。
私は物心ついた時、6歳とか、小学校1年から小学校に入ってからも家を出ると憂鬱で
仕方がなかったんです!
家を出て学校に向かうにつれて、なんだか不安になっていくわけなんですよね。
学校という環境、たくさんの人にの中に入っていくのが、めちゃくちゃ苦手だったんですよね。そして校舎の中に入って、クラスの部屋に入るとですね。
ほとんど話をすることができなかったんですよね。
子供の頃ってみんな、ワイワイはしゃいでいたと思うんです。
子供心に素直に自分自身を表現して生きてたと思うんです。
みんながみんな、そうじゃないかもしれないです。
私のような方もいらっしゃるかもしれません。
私はクラスの中に入ると、話をするのは本当に1人か2人
それも、部屋の隅っこの方でコソコソ内緒話をするように話をします。
そんな記憶がうっすら残ってるんです。そして授業中、手を挙げたことなんて
一度もありません。本当に今考えるとすごく苦しかったです。
休み時間になっても遊ぶのは1人か2人、孤独なのを誤魔化すように大勢の人の後ろについていつも歩いていたように思います。
でもこれって、自分の人生をすごく表してるんですよね。
何かをしたいと思った時、行動したいと思った時、常に躊躇が入るんです。
誰かの後ろについて、進んで行くことしかできなかったのと同じですよね。
それが大きくなるまで、ずーっと自分の頭の中に記憶として残っていくことになりました。人生を生きていく中で、成長していくにつれて、そういうのが無くなっていくと思ってたんですけど、、、
でも自分の内心はずっと変わることがなく何かを選択しようと思った時には不本意な方を選びつつありました。これは自分には相応しくないと考えて、自分で勝手に選び続けていたんですよね。
話を仕事のことに戻します。
これは塗装屋を始めた時もそうですし、でもこの商売を始めたっていう決断を自分自身に褒めてやりたいです。何もわからなくても自分が行きたい道に進んだ。
これは私は人生の中でそれまでやってこなかった選択なんです。
自分自身が子供の時からずっと思ってお金儲けがしたいっていう一心で、塗装店を始めたっていうか、自分の人生を選ぶことができたんです。
でもその後をみると、どうかと言うとやっぱり自分の内面が邪魔するんですよね。
独立してからも自分自身が一番良い、仕事の状態を選ぶことはできたと思うんです。
それこそ、孫請けで何もしなくても仕事が入ってくるところで、自分の技術ひとつで生きていくことを選択してはいましたけど、でも他にも道はありました。
道が2つに分かれてるとすれば、仕事のお金の話になりますけど
単価がいいところで仕事をすることが、本当は出来たんですよね。
でもそこでも自分自身は思いました。
そんなこと自分には相応しくないって、自分はみんながやってる孫請けで働けていけばそれでいいんだって、これが自分が思っている独立なんだって自分に言い聞かせて仕事をしていたように思います。
なぜ自分が進みたい単価のいいところに進めなかったのかと言うと
やっぱり対人関係
何か始めようとすると、やっぱり対人関係が常についてくると思うんです。
でも子供の頃からずっと、何かを発言しようと思った時に常に自分自身が止めるところがあって、商売を始めていい単価の仕事を得たいにも関わらず、自信がなかった私はその道に入って行くことができなかった。
常に自分や他人に遠慮して生きていく事を選んできたんです。
だからそこまでに自分が築き上げてきた独立の道、仕事をする環境は孫請けだった
ということなんです。
でも本当言えばもっと違う道を選択したかった、やればできたと思うんです。
でもやらなかった。
先ほどいった大富豪と路上生活者、いろんな事情があるとは思います。でもエレンでいるのは自分自身です。同じように私は塗装店で独立して、孫請けの仕事をすることを選びました。いつでも変化を起こすことができたにも関わらず、行動を起こすことができなかった。
でも、そこで私が行動を起こさざるを得ないことが、起きてしまうんです。
それは私自身が無知でやってきたことが原因で、そこに繋がっていくんです。
それをお話すると、私は塗装の職人から独立して塗装店を一人で始めました。でも正直に言うと塗装の作業以外のことは何も分からなくて無知だったこと。これはもうたくさんお話ししたと思うんです。
仕事では重要なお金の事も何も知らず、売り上げが利益だと、思っていたような人間です。だからお金が入ってくる度に気持ちが高ぶって、自分で使うことがあったんですね。
それは別に使ってやろうとか思ったわけではありません。はじめは本当に知らなかったのです。仕事をしてお金を貰うと、今まで見た事がないお金を現金で集金します。そのお金を見て一喜一憂して上機嫌になります。
これはお金の計算方法、管理方法を知らなかったし、学んでこなかったからで、何がどうなっているのかも理解せずに儲かっているものだと勘違いしていたからです。
でもこれは正直無駄遣いです。会社に勤めていれば、知らなかったでは通用しない横領にもなりかねないことです。これを平気でやっていたのです。
だからそれを続けて行くとどうなるかというと、当然仕事をしてお金が入ってきても蓄えておくことなく消えて行くのです。いったい何のために塗装店で独立して一生懸命仕事をしているのかわかりませんでした。
働いても働いてもお金は残らないし、出ていくばっかり使うことを選択しました。
そして世間では商売をすると、借金のひとつやふたつ、しないでどうするんだっていう。
こういうことを耳にします。そうか!商売をしていれば借金をしていても当たり前なんだ!それを自分なりに解釈して借金をするようになります。でもお金のことを理解していない管理できない奴がお金を持つとどうなるのかは、目に見えてわかりますよね?
考えただけでも恐ろしいです。でも実際にその通りに歩んでいくことになります。
私は小さいながらも少しずつ借金をするようになっていきます。
借金は自分の甲斐性だろうって!商売してたら当たり前じゃないかって!自分自身でそういう言い聞かせて借金を積み重ねるようになっていたんですね。
でもお金の管理ができない私はお金のことがわからない?
どれだけ借金があるのかも、何となく想像がつく程度、一応自分では自分なりに計算もしていました。でも人って愚かです。自分に都合の良いようにとらえることが多いです。これは本当に気をつけた方がいい。ここでは話しませんが。
返済のことが全く理解できずに、どんどんどんどん借金は膨らんでいきます。
私は結局、借金を返済するために働くはめになったような気がします。
これってすごく矛盾してると思うんですけども、、、
そこで起こったのが先ほどの、行動を起こさざるを得ないというお話に繋がります。
右と左に分かれている道を、右にどうしてもしても行けなかった私!
でもここまで来て左の道で生きていく、仕事をしていくと借金返済をすることができない状態になっていたんですね。
だから私は仕方なく右の道に行かざるを得ないことになります。
お尻に火がついて、もうどうしようもなかったわけなんです。
何とかしないといけない!
だから私はその道に足を踏み入れます。片方の足をちょっと出して入れてみて、すぐに引っ込める。出してはいれを繰り返す状態です。ドンと行けよと言いたいですが(笑)なかなか勇気が湧いてこないのです。
でも怪我の功名とはこのことで、これがキッカケでやっと自分自身が行きたい道に入って行くことができたんです。
これって変な言い訳なんですよね。俺は借金は返さないといけないから、そちらに行くしかないって、なんか逆だと思いません?
この行動はいつでもできることなのに躊躇して生きてきた私です。
あなたはそんなことありませんか?
私の30年以上の失敗続きの塗装店経営のお話
是非また聞いてください。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。