独立

【塗装の職人からの独立】塗装屋が独立して未来を切り拓く!未来予測で備えるべきポイントと伸びる必須条件とは?

今回は塗装屋の未来を予測してみました。これから塗装業界がどう変化していくのか?

何を人ようとして、何が求められているのか?

私なりの未来予測をしたところ、衝撃的なことを思い浮かべます。塗装業界はこれから縮小していく、生き残りをかけてこれから行うことも書いています。

今回の記事を読むことで、塗装業界でこれから起こることがイメージできる。

更にこれから必要なことを知って、先に行動してトップで歩んでいけるようになるでしょう。

塗装業界の将来性

・塗装業界の未来について解説

「塗装業界「」で生きること44年、塗装の仕事も様変わりして来ています。ここから先も変化していくと思うので、私が考えるこれからの「塗装業界」を話していきます。

それこそ最近世間をにぎわせている「AI」、「chatgpt」を見ると変わってきたなと思います。でも「塗装業界」で「Ai」が導入されるのは難しいと思います。

「お問い合わせ」をいただいて「契約」、「現場仕事」どれをとっても人の力で行っていくことだから。どこで買っても同じ「商品サービス」であれば「契約」から「決済」までを自動で行うことができる。

でもそうではありません。人を介して伝えていく「サービス」だから自動で行えるほど単純なことではないからです。もしそれが可能になれば変化が起こるかもしれません。

でもね現状から考えてなかなか技術の進化についていない業界です。なぜかというとお店側ではなくお客さん側の理解が伴わないから、これはお客さん側に抵抗があるとかではなく、「技術」の進歩に対応できない。新しい「技術」を取り入れる必要が無いからです。

これまでを考えても少し遅れをとっています。自宅の塗り替えを考えるお客さんの年齢は「60歳オーバー」の方が多い。今でこそ「60歳を超えても」スマホを使う人は増えたものの使い切れているかというとそうではない。

私も同じで機能を使い切れているかというと全然そうではありません。このように理解はしていても付いていけない部分があるのです。それを「ウェブ」で済ませようとすると難しい。

「ファックス」を使っているのを「メール」で送ってもらうようなものです。

「メール」だけならいい、でも「メール」をマスターしたら次は「チャット」、次々に新しいものが追加されていくわけです。この流れについてい行けるでしょうか?一般の方でも難しいのではないでしょうか?

それを「60歳」以上の方に行ってもらうのは、、、

今の「20代30代」が「60歳代」になれば可能か?でもそのときはまた進化していて、結局は同じことが起きる。

将来性を考えると他の業界ほど「進化」は考えられないと思います。

塗装業界の「これまで」と「これから」の違い

・塗装業界の過去と未来の違い解説

過去15年くらい前か?の「塗装業界」を見てみると、建築業の塗装部門を担う業者でした。いわゆる家を建てる時の業者のひとつです。

建築屋さんが家を建てるとき、塗装する部分を依頼していた。でも今家を建てるときはというと?ほとんど塗装屋が現場で仕事をすることはありません。それは部材を現場に運ぶ前に工場で塗装されていることが多くなったからです。

塗装をしないのではなく、塗装作業を工場に移行しただけです。

これは塗装だけではなく家を建てる際、いろんな業種で「効率化」が進んでいるからです。現場でひとつひとつ行うと作業の工程が多くなり、「コスト」がかかるから、これを工場で行うことで現場で取りつけるだけで完成させることができる。そうすると時間の短縮にもなる。

建設業全体で効率化が行なわれている。

建設業で働く職人の仕事が減ってきている。

この流れはさらに進んでいくでしょう!

塗装屋の仕事は減ってきた、でも現状生き残っているのは仕事の形を変えてきたからです。多くの塗装屋が生き残りをかけて行ったこと、それが「リフォーム業転換」です。

30年前、私が塗装の職人から「独立」したとき、もう既にこれを行っているところがありました。20年前にもありました。追記するとその頃の塗装屋はここの「下請け業」でもありました。当時は建設業の「下請け」を行うのと同じように「訪問販売業者」の「下請け」も担っていた。

塗装屋は「下請け」、そういう思い込みがあったのかもしれません。私はどこかでそう思っていた一人です。

それが現在も残っている「訪問販売業者」です。

これからも益々建設業の新築「下請け」の塗装屋仕事は減っていくでしょう。そうなるとどうでしょう?

塗装屋のほとんどが「リフォーム業」を手掛けることになります。現状でもその流れは止まりません。

15年20年30年前から「リフォーム業」に力を入れ始めたところは着実に業績を上げ、事業規模を拡大し支店を増やしていきました。

それが現状の「リフォーム専門店」や「塗装専門店」です。後発組も追いかけるように「リフォーム市場」に転向します。その勢いはとどまることなく増え続け、今では「塗装屋」=「塗装専門店化」しています。

この先どうなっていくのか?

歴史を辿ってみるとわかる。

塗装屋の明るい未来と暗い未来

・塗装屋の明るい未来と暗い未来をそれぞれ解説

「リフォーム業」といっても様々なところがある。「総合リフォーム業」から「専門店」まで、専門店でもいろんな業種を兼務するところもある。

「リフォーム市場」はたくさんの業社が挙って参入してきて、「競争」が激化している。ここから各社仕事を確保するためにいろんなことを行うのです。

どこかが行なえば別のところも行う。こうしてサービスとして定着し、当たり前になっていく。あれもこれもいろんなことが増えて小さなところではカバーできなくなっていく。

これを見ていると昔を思い出す。私が子供の頃、たくさんの人で賑わっていた商店街、商店街といってもそんなに大きくない。お店が密集している程度です。近所にはたくさんのお店が軒を連ねて営業していました。

それが今では跡形もなく消えたのです。「シャッター街」も同じですね。以前営業していた小さなお店の多くが無くなりました。

「大型スーパー」に飲み込まれたのでしょう。

お客さんの多くは「小さな店」より、品数が多い「大型店」へ流れて行った。詳しく無いのでわかりませんが、安い?いろんな長所があったのでしょう。それだけではないかもしれません。お客さん自体の数が少なくなったのかも、いろんなことが起こった。

今までのように同じことを繰り返すところ、時代の流れに伴なって業態を変えていくところ、これによって業績が大きく変化する。

これからも変化に伴って進化することが、生き残り勝ち組になっていくでしょう。

よく言う「環境」に適応することが大切。下記でも書いていきます。

塗装業界で生き残れない塗装屋の特徴

・塗装業界で生き残れない塗装屋の特徴を解説

それこそ20年や15年前、仕事が「激減」してからも我慢強くしがみついて何とか営業して続けてきた私たち塗装屋に流れが来た。

とにかく仕事がない続かない、そんな状況で仕事をしていた時です。ひとつの「情報」をキャッチした、それが「元請け化」です。

そんあバカな!初めはやっぱり思い込みから抵抗します。塗装屋が「元請け」って?あり得ないでしょう!でも興味はありました。何せ自由に金儲けがしたくて「独立」したのですから!これ以上に魅力的な話はありませんでした。

でもな、、、

私はそんなことを言っている場合ではなかったのです。

仕事がうまく流れない。仕事をしても儲からない。他にも原因はあったものの、でも仕事が欲しい安定させたい欲はめちゃくちゃありました。

そしてもうひとつ大きなキッカケが「借金返済」するためでした。それまで苦しいながら営業を続けてきて、いろんなことに使ってきたお金が「借金」として残っていた。いやそれは益々増えていたのです。

そろそろ何とかしないとヤバいな、危機感を感じ始めていたじきでもありました。だから私は踏み込むことができた。「元請け」をやろうと思ったというより、お客さんから直接仕事をいただくことで仕事を安定させた買ったのです。

でもそのとき、それからでも私と同じように考える方はたくさんいたと思います。仕事の悩みを抱えながら、何とかしないといけないと思いながらもズルズルと時が流れていく。

めちゃくちゃ気持ちがわかる。

私もそうでした。あのとき「借金」が無かったら、、、何もしなかったと思います。

行動を起こすか
起こさないかで大きく変わった。

でも、今たくさんの塗装屋が「元請け化」を進めていても遅いわけではありません。確かにで遅れた面はあるかもしれません。でも今からでも遅くはない。これから始める人も同じです。遅くはない、これからでも十分い「元請け化」することは可能です。

でもこれを取り入れなかったら?別の何か、これから先を考えて取り入れることで、一気に業績を伸ばすことは可能だからです。

これからの塗装屋に求められること

・原因の解決策を解説

だからと言ってこれから始めても、なかなかうまくいかないんじゃないか?そう思いますよね?でも違います。もっとチャンスだと思います。

えーっ!これだけ多くの塗装屋がひしめき合っているのに?大丈夫です。30年前の話が中途半端になったので続けると、このまま同じ状況が続くことはない。

今上手くいっていても、この先も安泰なんてことはない。いつなにが起こるかわかりません。これは30年前の商店街をみればわかります。

まさか!?商店街が無くなるなんて思いません、誰がこれを予想したでしょう?これと同じようにこの先何が必要かを考えます。

これからも「元請け化」は増えていくでしょう、でもそこから先今度は減っていく、同じように職人の数が減ってくる。これは今既に始まっているかもしれません。

では何をする必要があるのか?

逆に考えるとどこが伸びているのか?

「高齢化社会」になって働く人の数は減少しています、でも人はそれなりにいます。住宅に住む人はまだ少なくない。

塗装の需要はある。

どんなところが選ばれているのか?これは「塗装業界」だけではなく他の業界も見ることです。

どんなところが伸びているのか?そこをヒントにできないか?「ネット」や「AI」は伸びていても業種自体は塗装屋で、何をすればいいのか?

塗装屋が未来を見据えて回避すべき3つの危機

1、環境に適応する。

上手くいってるところ、環境を見るという話しでした。

個人の商店街から大型店へと移行し、そこから起こってきたこと、それがネット環境の充実です。あの遅ーいネットスピードが高速化して益々進化し、あらゆるものがネットを通じて買える時代になりました。

今では多くのものをネットで注文し、翌日に手に入れることができたり、ネットを通じて様々なサービスを得ることも出来るようになりました。

それこそ何でもネットで買えると言って過言では無いくらいです。

この流れを受けて起こったこと、今度は「大型スーパー」から、人が「ネット」へと流れます。逆戻りしたかのように、、、

そーれ大型店へ、次はネットだ!そういわんばかりに移り変わります。

これまでと同じのように商店街を続けていると、「大型スーパー」を続けていても需要はありますが、やっぱりお客さんは少なくなっていく、

次のものを取り入れてく、「ネット」だからと言って「ネット」を取り入れていくわけではない。そのサービスの利点を取り入れる。

2、大ではなく、質が選ばれる。

なぜ「ネット」なのか?

楽だから!確かに!

他には見つけやすい。なるほど。

使ってみて気に入らない、サイズが合わない、いろんなことに対応しています。これが無かったからネットを敬遠してきました。でもいろんなことが充実し始めて伸びました。

ほかにも何でも「ネット」で調べる、「ネット」で探すことができる。

それこそ今までは見つけることができなかったお店も、「ネット」を叩けば出てくる。これは衝撃です。遠方のお店でもすぐそこにあるかのように商品を見つけて購入できる。

もっと言うと今までは規模が大きなところが、「豊富な資金」を使って「コマーシャル」を打つことでお客さんに「存在アピール」していた。それが「ネット」は個人レベルでも同じことが出来るようになった。

どこでも誰でも見つけることが可能になった。

小さな資金で「コマーシャル」が打てる。それだけではない、無料でも「コマーシャル」が打てる時代なのです。驚きですよね!

どうなります?

人は一体何を求めているのか?ここに尽きるのです。

あなたや私、塗装の職人が今まで苦労したのはなぜ?それは営業することができない。仕事を得る方法がなかったからです。

今はその機会が目の前にある。ならばあとは何をすればいいのか明確です。

3、あなたでなければならない。

同じ仕事をしている人はこの世の中にはたくさんいる。それでもあなたが今お客さんから仕事をもらっているのは?

縁かもしない。何かしらの繋がり?あなたが選ばれたのは間違いないです。そんな、、、大袈裟な、たまたまでしょ!

いろんな意見はあります。

世界とは言いません。日本、いやあなたの地域にはたくさんの塗装の職人がいるはずです。だからと言ってみんながみんな同じ業者を選びません。それはなぜ?考えていること、捉え方が違うからです。

私がこれが良いと思っても、他の人が選ぶものは違う。これと同じでみんな違うからです。

そうでなければ成り立たない、かっこいい奴だけモテて、他の男には女性は見向きもしなかったら人生は終わりです(笑)

そんなことはありません、捨てる神あれば拾う神あり(笑)

そうです。みんな魅力的な部分があるのです。その捉え方が違うだけです。ちょっと話が逸れ始めたの戻すと、

大型店のようにいつでも見つけてもらえる環境にあれば、あなたをアピールすることができる。

そんなことあるかい!

どう反論されようとかまいません、でもこれは私が証明しました。今まで営業もした事がない、人見知りで話ができず自信がない私を選ぶお客さんがいる。それも一人や二人ではなく月に何人もいる。

塗装の職人が100人いたら、100人か、、、諦めそうになります。でもそうではなくて。あなたでなければならないお客さんは必ずいるのです。

自分自身の塗装職人としての未来像を描こう

・塗装屋がこれからできる行動について解説

「塗装業界」でこれから起こること、それが今お話した「差別化」、これまで以上に「差別化」しなければならない。

現状を見てください。

塗装屋の「ホームページ」を見ると、たくさんの人が掲載されています。会社の規模や理念、社長の人格が知りたいのであれば、たくさんの人を掲載する必要はありません。

でもみんなが掲載される「ホームページ」、だけではありません、他のも「SNS」で顔を出して「アピール」しています。社長だけでなくみんながです。

どういうことでしょう?

会社ではなく人だからです。より多くの人を掲載するのはお客さんは人に興味があるからです。塗装の仕事は「既製品」を購入するのではありません。購入してから各家庭へ手作りしに来てくれるもの。

社長や営業が届けに来てくれる商品やサービスではないからです。いったいどんな人が作りに来てくれるのかに興味がある。

だから「ホームページ」や「SNS」でも人が掲載されている。それを知っているから掲載するのです。

逆を言うと掲載されていないページには何の魅力もない。あなたが購入しようと思ってその「ホームページ」を開いたとき、商品が掲載されていなかったらどう思います?それと同じで、それくらい人が重要で、誰が何をどのように行ってくれるのか?

コレだけです。

究極ここを創って表現するだけです。

まとめ

・塗装屋の未来について

初めは未来と聞いて書けるかな?

そう思いながら書き始めました。すると出てくる。私がいつも思っていること、伝えたいことが出てくる、そうなのです私はこれが伝えたかった。

このブログにたくさん書いていきことは、全てこのブログ記事に繋がっています。塗装の職人から「独立」して塗装屋を続けてきて思ったこと、それがこの記事です。

塗装の職人さんに独立して事業をして欲しい、自分の力で生きて欲しい。自分を「表現」して自分の人生を手に入れて欲しい。それは誰でもできることではない。

だれでもいいわけでもない。ここまで塗装の職人をしてきて、自分の技術を以て「表現」したい!自分の実力をもっと「アピール」したい。もっともっと自分を高めたい。

私ができなかったこと。それと同じように良いものを持っていても一歩踏み出せない人。技術には「自信」があっても動き出せない人。いっぱいいると思うのです。

過去の私のように、ダメだ、、、無理だ、、、自信がない、、、

こう考える人がいるはず。そうでなければもっと独立する人は多いし、もっと表現する人はたくさんいても不思議ではない。でも現状を見ると違う。

表現する人はどんどん伸びて、表現できずにいる人は「現状維持」するのが精一杯です。

めちゃくちゃわかります。なんの躊躇もなく表現できる人が羨ましいですよね。

でも大丈夫です。やり方はたくさんあります。ひとつでもいいので始めると人生が変わります。

いかがだったでしょうか?

是非試してみてください。

私も塗装の職人から「独立」して「自由」とお金を求めます。でも塗装屋で「独立」した私の仕事は相変わらずパッとしない。

毎日必死に「自由」と「お金」を手に入れようと、今まで以上に仕事に時間を使って、働いても多くを得られるわけではありません。いったい何のために「独立」したのかも分からなくなってしまいます。

「自由」と「お金」を求めることでたくさんの壁にぶつかります。

でもこの経験をすることで気づきます。

このまま塗装屋の仕事をすることには限界がありました。何か新しいことをする必要があると思っていました。でもそれが何かわからない。

いろんな経験を重ねて「未来」を考えるようになります。だから「独立」して「環境」「質」「表現」をすることが出来たのです。

もし、私が以前のまま何も理解しないで「塗装職人」でがむしゃらに作業に没頭していたら、今ごろどうなっていたか考えると恐ろしくなります。

これまでの経験で「環境」「質」を「表現」することを身につけて、塗装屋で「事業」を継続してくることができました。

そんな私が、塗装の職人から「独立」して、十数年経ってから自分のお店を軌道に乗せて、今ではこんなことを言いながらも、「自由」に過ごさせてもらっています。

あなたには塗装の職人から独立して、私がしたような遠回りをして欲しくないのです。

だからこの文章を書いています。

この文章があなたの「独立」後の「事業経営」に少しでも役に立てれば嬉しいです。