今回は塗装屋の「自由」についてお話してみました。
あなたはなぜ塗装屋で「独立」するのか?
それは何を手に入れたいのか?
私はこの「自由」を手に入れたかったから、塗装の職人から「独立」して自由を手に入れたと思ったのです。でもそれは「自由」ではありませんでした。
私が思っていた「自由」とは全く違うものでした。
だからこそ本当の「自由」とは、どうして手に入れるのかをお話しようと思ったにです。
今回の記事を読むことで、あなたにとっての「自由」を明確にすることができる。そしてその「自由」を叶えることができるのです。
「自由」を叶えるだけでなく、更に大きな「夢」まで実現することができるようになるのです。
是非読んでみてください。
独立した塗装屋にとっての自由とは?
・独立した塗装屋にとっての自由の定義を解説
私が塗装の職人から独立を望んだ時に一番手に入れたかったこと、それがこの「自由」だった。縛られることなく「自由」に生きることでした。
でもただ「ワガママ」に生きたかっただけです。
朝仕事に行く時間を迎えると、どうしても起きたくはない。常に遅刻を繰り返していたのです。
もう少しゆっくりと仕事に行ければいいのに?そんな「ワガママ」な気持ちから「自由」を描いたものです。もっと自分が働きたいように働きたい。収入もたくさんあって働く時間を減らすことが出来たらいいのに。
ホントに単なる「ワガママ」に過ぎなかったです。
従業員として働いていると、明日の朝は〇時から仕事なので、〇時に来てください。こうして全部のことを決めてもらっていたのです。ある意味こうして決めてもらえるのはありがたい。。でもこれに反発するように自分の時間を主張する。
全ての決定権を持つことが「自由」だと思っていました。
独立した塗装屋の自由と自立
独立した塗装屋の自由と自立の違いを解説
「自由」とは「制限」なく自分の意志に基づいて行動することができる状態で、自分で「決定権」を持つこと。ほかの人からの干渉を最小限に抑える状態です。
「自立」は自分で全てを管理し、自分で必要な行動をとることができる状態、他人に頼らずに自分自身で生きることができ、自分で自分自身を管理できる状態です。
余計分らんわ!(笑)
「自由」であることが自立しているということではない、「自立」するためには自分自身を「管理能力」、「スキル」や「知識」「情報」を持ってお金を稼いで社会生活をすることができる。
こう書くと結構シビアに聞こえる。私が思い描いていたものとはだいぶ違う。
ただ、のほほーんと生きているだけが「自由」ではない。確かにこの「自由」だとプータローになりかねない。
そういえば私も「自由」に生きたいと思って行動を起こすと、必ずプータロー側になった。私の周りにも「自由」を求めて生きる人がたくさんいた、でもその多くは自分で決めて働きたかった。人に左右されずに生きていくことを目的としていた。
完全にこの状態を手に入れるには、自分で仕事をするしかない。それも仕事を選べる状態にあること。自分が望む状態で仕事ができること。こうなると結構限られてきます。
私が選んだのが独立です
「独立」さえすれば「自由」に生きられると思ったからです。でも現実は違います。「自由」に生きるには自分で仕事を選ばなければならないからです。
自分が望む状態とは?これに沿って「自由」な環境を創ることです。
あさは〇時から〇時まで仕事をする。逆に何も決めずに仕事をしている人もいる。でも私たちの塗装の仕事でこれはなかなかあり得ないです。
相手から何時に来ます?で適当な時間に行きます!なかなか難しいです。これができるところもあるかもしれません。でも、、、
これが「自由」と呼べるでしょうか?あなたが思う「自由」とは、いったいどんな状態なのか?
自由は人それぞれ
「自由」とは、要は好きに出来ること。ただ「ワガママ」だけでなく、社会に「調和」して自分が思い描いた状態で生きていくこと。
朝起きたくない。これも自分にとっての「自由」かもしれません。早く帰って家族と過ごす時間がたくさん欲しい。
これができれば良いのですが、世間はそんなに甘くない。なかなかこれが認められない。こんなことを言うとふざけるな、甘えてんじゃない!まじめに仕事をしろ!たくさんの罵声を浴びるでしょう(笑)
面接に行って、こんなことを言えば間違いなく不採用です(笑)ただの「ワガママ」にしか思えないからです。でも本音ですけどね。本音でももう少し変えないといけない。
自分はこれがやりたいと思う。それは何のために行うのか?
自由は自立とセット
「自由」といっても、ただの「ワガママ」にしか聞こえないのは、それを自分で実現できないからです。「自由」だ「自由」だ、「自由」にやらせてくださいといっても、それを実現するのが自分でなければ?誰がやるのか?
例えば、もし朝ゆっくり寝たいと思うなら、朝一時間寝れる状態を創ることです。営業時間を1時間遅らせること。これを自分でやらないで、ゆっくり出社したいといって何も始まらない。
「自立」できなければ、「自由」な時間は手に入らない。そりゃ仕事から帰って来て、仕事に行くまでの時間は何をしていても良いでしょう。でも仕事に行く時間や帰宅する時間は自分で決めることができない。
これが自分にとって「自由」だと思えるなら、それでも「自由」です。でも多くの「自由」を求める人は全ての時間を「自由」に過ごしたいと思っているから、なかなか実現しない。
結局は自分の力で「コントロール」できないから、「自由」ではないだけで、自分で自分を「コントロール」できれば良いのです。
それなりの能力が必要です。
独立した塗装屋が体験した自由の裏側!メリットだけじゃない現実とは?
自由であることのメリット・デメリットを解説
「自由」であること、それは全てを自分で決められること。でも逆に言うと全て自分で決めなければならない。指示されることはない状態を指す。
でもこの状態に耐えられるでしょうか?今まで散々指示を受けてきて、今日から急に全て自分で考えて行動する。
ある日ポツンと1人放り出された状態です。好きにしていいよ!何しても良いよ!でもこれを急に言われても、何をしていいのかわからないです。
教室から放り出されて、自分で勝手に勉強しろと言われても出来ない。ちょっとたとえが違った(笑)
自由=自立でしかない。
私が「自由」になりたいと思って独立したときのことです。
とにかく自分で仕事をすれば、「自由」になれる。実現することができると思って必死に働きます。でもそれで「自由」になることができたのか?
朝起きるのが苦手で、出来るだけのんびり仕事がしたい。そう考えて現場に行く時間を遅らせる、でも現場へ行くと仕事がはかどらないから、結局遅くまで必死になって働くことになった。
一生懸命働くには好きで、いつまでも仕事をしていてもよかった。でも朝が、、、
で朝行く時間が遅くなると、その分仕事をする時間は後へ延びるだけでした。遅くいって早く仕上げて帰るなんてことはできない。
おまけに朝行く時間を遅くすることで、渋滞に巻き込まれて時間が掛かる。これなら早く出て時間通りに仕事を始めた方がいいのでは?こう思い始めたのです。
朝起きるのが辛いのは、夜遅くまで起きているからで、早く寝るだけで解消できるのに、ついつい遅くまで何かをしているだけです。それも何も生み出さないことをダラダラと行っているだけでした。そんな時間であれば、朝早く起きる方へシフトした方がいい。そう気づくのに相当な時間が掛かりました。
自由のメリットを活用するために
好きな時に好きなことをすることが「自由」だと思っていた私、確かに間違いないです。でもこれだけでは「自由」にはなれない。
「自由」を実行するために必要なこと、それが実行力です。
「自由」になりたい!こう言っていても何もしなければ「自由」ではない。それこそただのプータロー、プータローが自分で行動して全てのことを手に入れる(笑)逆にかっこいいんじゃない!そう思える。
何もできないぞ!そう思わせておいてバリバリ仕事ができる。仕事ができるのは「能力」が高い。「スキル」や「知識」があるということです。
ほかにもいろんな「能力」を持っていると仕事ができる。仕事ができると「自由」に生きていける確率は上がる。なぜ仕事ができると「自由」に生きていくことができるのか?それは人生生きていくにはお金が必要で、それには人に必要とされないと稼げないからです。
ただ稼げる人はたくさんいるでしょう!でも「自由」を手に入れる働き方ができる人は限られているのです。
「自由」を手に入れる働き方とは、自分で決めて自分で働く。
自分で働く、自分で自分を「管理能力」です。これを実現するには、やっぱりある程度の「スキル」や「知識」「情報」、全てにおいての「管理能力」が必要です。
ということはただ働くだけは難しい。
独立した塗装屋が自由を奪われる原因
独立した塗装屋が自由を奪われる原因を解説
「自由」に生きられないのはどんな状態なのか?
それは自分で決められないから。
「自由」を奪われるのは時間を奪われること。
「独立」した私がこの状況でした。「独立」して」自由」になったはずなのに、やっていることは職人のときと同じだった。
それは同じことをしているから、「自由」になることができないだけ、「自由」になりたいのであれば、あなたにとっての「自由」がどんな状態かを知る必要がある。
勤めていた時と同じで、相手が決めてた「ルール」で働いているから。
自分の「ルール」に置き換える。
自分のルールを作り出す
自分が望んでいることを書き出してみるとより明確にわかる。
えーと、出来るだけ働かないで、たくさん稼ぐ(笑)
例えば、働く時間は一日8時間、月収は100万円。書き出してまとめるとこんなことになる(笑)これを見てあなたはどう思うか?
ムリ無理!諦めるでしょうか?
それはあなたが「自由」でない、ルールの中で生きていた時のことです。もうあなたの生き方は変わったのです。「自由」へ歩みだしている。歩んでも良いのです。
でもホントはこれがやりたいから「独立」したんでしょ?
「自由」になりたいし稼ぎたいから「独立」したのに、、、
ここで諦めていては始まらない。それこそ「自由」も手に入らない。
この「自由」を描くことと作り出す「能力」があって実現する。
独立した塗装屋が実践して自由を手に入れた方法!ステップで夢を叶える秘訣
原因の解決策をステップバイステップで解説
「自由」になれない「原因」は、勤めているときの「ルール」を変えずに同じ「ルール」で生きているからです。
確かに「独立」しても以前と同じ行動をとって変化しようとしているのです。
これはおかしいですよね?
痩せたい!と思っている人が、以前と同じことをしている。食べる量も同じで運動量も同じで痩せようとしている。
はーっ!お前大丈夫かよ!痩せると言っていたのに、何もしてないじゃない?
いやいやオレは必死に痩せようとしてるんだよ!こんなことを言っている人をどう思うでしょう?でも何も変えずに変化を起こそうとしている。こういうことですよね?
私はずっとこれをやっていました。それこそ朝起きれない、もっと寝ていたい!これをずっと思っていたのに、何も変えなかった。
朝遅く仕事に行っても効率が悪いことがわかれば考えます。朝早く行って仕事をした方が効率がいい。
朝早く行った方がいいのが分かったので仕方なくそうします。でもあとは以前のままです。ただ朝早く行く選択をしただけです。どうってことないといえばそうかもしれません。でも自分が望んでいたのは朝遅く行くこと、
その朝遅く行くことの理由は眠いから、起きるのが辛いからです。ただこれだけのことなのです。だったら早く行く分早く寝ればいいのに、それさえもやらなかったのです。
気合で乗り切ります(笑)
変化を起こすためには変化を起こす???
何を言ってるのかよく分からん。
変化を起こしたよ!それでもお上手くいかないのだから、、、
「独立」しました。でもやっていることは依然と同じ。
同じじゃないは!「独立」して自分で仕事を請けてるんだから!
では何が違うのかを理解する。
勤めているときと働いている時間に変化がるのか?報酬面はどうでしょう?
まずは働く時間は依然と変わらない。以前より頑張っているので働く時間は長くなっている。
どうしたら働く時間を少なくできるのか?えーっ?そんなことできるのか?
やらなければあなたが思う「自由」にはなれないでしょ!確かに!でも、、、
以前働いていた時間が休憩時間を含めて10時間。仕事を請けるようになってからが10時間から11時間。これを減らすとどうなる?仕事を追われせることができなくなる。だから一生懸命仕事している。
仕事をする時間を減らすと、仕事を収めることができなくなるのですね。では人を入れればいいのでは?応援委来てもらって、今まで一人で行っていた仕事を二人で行うと、半分近くの時間で終わらせることができる。
ちょっと待った!
そんなことをしたら、手間が半分になってしまうじゃないか!
半分になったら困るの?困るに決まてるだろ!
手間自体が勤めているときの倍あるわけでもないのに、、、
だとしたら?
働く時間を少なくすることだけに焦点を当てるとすると、今の仕事を二人で行って、おまけに手間賃も今と変わらなければいい。
おいおい、そんなに簡単な話じゃないよ!そんなことができるわけないだろ!そんなことができたらえらい事だろ!!!
でもこれを実現しない限り「自由人」はなれない。
半分の力で倍を創る
まだそんなバカなことを言っているのか?
じゃーどうするんだよ?
働く時間を半分にしても手間賃は変わらない、ということは手間賃が倍あればいい!この流れから言えばそういうと思ったよ!(笑)
倍だよ倍!
簡単でしょ!今の単価を倍にすればいいだけでしょ!
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
これを考えて実行するのが「自由」を創り出すということです!
分かってら!
どうやってやるんだよ!
私が「独立」当初行っていた「孫請け仕事」が今説明したようなことでした。勤めているときと何もかも同じです。それこそ働く時間は増えて手間賃は多少増えた。そりゃ当然でしょ!働く時間を増やしたのですから!手間賃も増えて当たり前です。
でもこれを当たり前ではないとおもっていたのです。収入を上げるにはたくさん働かなければならない。そう思っていたのです。だから手間賃を上げるのは出来るだけ仕事を熟す。その選択肢しかありませんでした。
単価が多ければそりゃいいに決まってる。でもそんなこと不可能だ!こう思っていたのです。だから「自由」ではありませんでした。
そして、どうしたら儲けることができるのか?
ずっと頭の中で考え続けるだけだったのです。
今こうして冷静に考えるとバカバカしくなりますよね!?
それには今行っている仕事を効率化すれば良いだけなのに、それをしようとしなかった。
塗装屋が自由になる前に注意すべきポイント
・塗装屋が自由になる前の注意点を解説
あなたの「自由ポイント」を決めること。
どんな状態が自由なのか?これを明確にしておくことです。
そうでないと、永遠に「自由」は完成しません。目的地の無いマラソンをしているように、いつまでも「ゴール」に辿り着かない「自由」を追求して生きていくことになります。
あなたが何を求めて生きていくのか?
月100万円の収入を上げたい人もいれば、月に10万円でいい人もいます。これによって働き方も変わってきます。
全ての人が同じではない。
もしあなたが「自由」になれたとします。必ずなれるのですが、でも「自由」になったあなたは次に何をするでしょう?
現状自分の「自由」を求めているのですが、でももしあなたが「自由」になったら、この「自由」への旅は終わります。「ゴール」に辿り着いてしまうわけです。そうすると次の「目標」を見つけるかもしれません。すぐには見つけることができないかもしれません。
そのときあなたが思うこと、それが、、、
次なにをしよう!?
この「自由」を「ゴール」においていると、次の「ゴール」が無いと全てを見失ってしまうのです。そんな馬鹿な!そう思うかもしれません。
でも、、、
多くの定年退職者した人を見てください。何十年か勤めあげて定年退職おめでとう!
これは多くの人が思い描いた夢でもあるでしょう!そんな人ばかりではないかもしれませんが、でも実際何をしてもいい状況になったのです。
さて何をするでしょう!定年したらやろう。そう考えていることはたくさんある。けど、、、
やりたいことをやってもなにかが足りない、充実しない。
ここで考えるのです。オレは何をして生きていくのか?
これと同じです。
だからこそ、「自由」の先に描くものを持っておく。
自由を手にして更に求めること。
独立した塗装屋が自由を活かしてさらに成長する方法
・自由を獲得した後の行動を解説
先ほどの話の続きです。
「自由」を獲得して、次何をしようでは遅い。私がそうでした。ある程度の「自由」を手に入れて行ったことがありきたりのことでした。
「ゴール」を見失ってしまったのです。
今まではそれこそ会社の「売上」を上げる、「利益」をあげる、「安定経営」ができるようにしようとか「借金返済」とか、いろんなことがありました。でもそれらを手に入れると見失ってしまう。
今日はあれをしよう!明日はあれを!
こうならないために、もっと大きな「夢」があるといい。いあやもっと大きな「夢」があるはずなんです。ただ今まで目の前のことに必死で忘れているだけです。
あなたはもっと大きな夢を持っているのです。
それを思い出す???
今もう既に持っているのです。
もっと大きな「夢」を描いておくといいでしょう!
まとめ
・塗装屋が自由を手に入れるために行うこと
今日も「自由」について話してきました。
「自由」になるために塗装の職人から独立したのに、全然「自由」になんかなれやしない!
「独立」なんてしても無駄!「自由」になんてなれるものじゃない!諦めて密かに過ごすことだよ(笑)
私が現にそう思ったていた一人です。
でも「自由」ということを理解すると、実現することができるのです。
そんなお話をしてきました。
是非試してみてください。
私も塗装の職人から「独立」して「お金」と「自由」を求めます。でも「自由」がいったい何かを考えることはありません。
毎日必死に「自由」を手に入れようと、今まで以上に仕事をしても「自由」を得られるわけではありません。いったい何のために「独立」をしたのかも分からなくなってしまいます。
「自由」を求めることでたくさんの壁にぶつかります。
でもこの経験をすることで気づきます。
自分が考える「自由」は変化を起こさない限り叶わない。
そういういろんな経験を重ねることで「自由」をしっかり考えるようになりました。でも「自由」とは「知恵」「能力」「行動」を理解することが出来たのです。
もし、私が以前のまま何も理解しないで「自由」をがむしゃらに求めていたらどうなっていたか考えると、恐ろしくなります。
これまでの経験で「知恵」「能力」「行動」を「意識」したことで、こういう考え方が出来るようになったのです。
そんな私が、塗装の職人から「独立」して、十数年経ってから自分のお店を軌道に乗せて、今ではこんなことを言いながら、「自由」に過ごさせてもらっています。
あなたには私がしたような遠回りをして欲しくないのです。
だからこの文章を書いています。
この文章があなたの「独立」後の「事業経営」に少しでもお役に立てれば嬉しいです。