塗装田の仕事は汚れてなんぼみたいなところがあって、決して「かっこいい」ことではないのです。
でも実は塗装屋は「かっこいい」。そう思っている人がたくさんいるのです。当然私はそう思っています(笑)
そんな塗装屋の「魅力」、塗装の職人はもちろん、塗装屋を経営する「利点」、かっこいい塗装屋を営んでいくには?
この記事を読むことで、今まであなたが持っていた塗装屋の「イメージ」は一新します。塗装屋が、こんなに「かっこいい仕事」だったなんて、そう思うに違いありません。
実際に他の職人と比べるとかっこ悪く見える。そもそもそこが間違いです。
今回の記事を読むことで塗装屋で「独立」する本当の「魅了」を理解することが出来るでしょう。あなたも更に塗装屋で、磨きをかけてかっこよくなるでしょう。
塗装屋はかっこいい仕事なのか?
・塗装屋はかっこいい仕事なのかを解説
塗装屋の職人と言えば、一番にイメージするのが汚れる。なのかもしれません。これは私が見習いのときから思っていたことでもあるのです。
朝起きて毎日着替える作業着、毎月給料が入ると買いに行った作業着、その作業着は「ニッカ」です。「関東ニッカ」や「関西ニッカ」なんて呼ばれたました。当時は「作業服屋」さんもそれほどなく、老舗のような作業着屋があって、いつもそこへ買いに行っていた。
それもひとつの楽しみだったのです。
新しい作業着を着て仕事をする。ワクワクすることでもありました。
当時も今も暴走族が来ている特攻服、あれが私が来ていた作業服、あんなに刺繍や装飾はありません。でも上下を揃えて来ていたり、かっこいいズボンだけも良く買っていました。今から考えると作業着だけで結構高額です。
私の少ない「給料」から絞り出して買っていた、それくらい私にとっては「価値」があるものでした。
その作業服も一日着て行くと「ドロドロ」になってしまう。残念でしかなかったのですが、それでも気に入って着ていたのです。
塗装屋の職人の代名詞でもあるニッカ、
あれが着たいがために職人になる人もいるのではないでしょうか?かっこいい職人になる入口がニッカであることも珍しくありません。
これは私たち職人の見た目のカッコよさを、表現するには絶対に欠かせないモノです。今でも現場に行くといろんな作業服でおしゃれをしている職人を見ると、昔を思い出すものです。
塗装屋のかっこいい仕事とかっこ悪い仕事の違い
・塗装屋のかっこいい仕事とかっこ悪い仕事の違いを解説
今こう聞かれて必ず応えるのは、やっぱり技術面でしょうか?ほかにもたくさんかっこいい仕事を連想させることがります。
一言で塗装屋で「かっこいい仕事」といっても表現するのは難しい。
なかでもやっぱり現場で仕事をしている姿勢なのかもしれんません。建築の仕事をしている職人ならみんな同じように見えるかもしれません。でも塗装屋の職人はとにかく汚れているので、すぐに見つけることが出来るのです。
一瞬で塗装屋の職人だと分かるのです。
私は若い頃、このペンキで「汚れた」作業着がとにかく嫌で、同年代の人間、特に「女性」とすれ違うと「恥ずかしそう」にしていたのです。
自信がなかっただけかもしれません。
でもいつからか、そのペンキで「ドロドロ」に「汚れた」作業服に、誇りが持てるようになったのです。仕事に向かうのにも、仕事が終わってどこかに行くときも必ずペンキで「ドロドロ」に汚れた作業服で行くことがほとんどでした。
大抵「ドロドロ」の作業着で道を歩いていると、向かいから歩いてくる人の「目線」は私の作業服へと向けられます。塗装の仕事を知らない人からすると信じられないくらいにペンキで汚れていいるからです。
それでも私は「堂々」と歩いていたのです。「堂々」と歩けるようになったのです。
それは仕事にも「自信」がつき始めたから、自信がないときは「コソコソ」していたように思います。
専門性と「高い技術」、「知識」と「経験」を持ち合わせると、高い「スキル」へつながるので、いい仕事が出来るでしょう。
方や同じように仕事をしていても、どこかコソコソしていたり、「自信」がない、こういう人もたくさんいるのです。それはやっぱり「知識」や「経験」が少ない、だから仕事の質も良くない。だから「自信」が持てないのです。
それが仕事にも表れるのです。
かっこいい仕事をしている職人は、お客さんに対する「態度」も「かっこいい」。お客さんの前に行っても「モゾモゾ」している。そんな違いがあるのでしょう!
かっこいい仕事をするメリット・デメリット
・かっこいい仕事をするメリットデメリットを解説
塗装屋にとって「かっこいい仕事」をするということは、お客さんに喜んでもらうことはもちろんです。でもここで「満足」しているようではまだまだです。
うわー「綺麗」になったね!ってお客さんから言われていても、まだ「下塗り」だったりする。こういうことはよくありますよね(笑)まだこれからなのに、、、
お客さんから仕上がりを確認してもらうとか。了承を得るとかあり得ない。余程のことが無い限りそんなところでお客さんから「指摘」が入ることなどあり得ないからです。
そこを見極めるのも塗装屋の職人の仕事です。
いちいち何も言われなくても、仕上がり具合を気にしなくても任せておくことが出来る。そんな塗装屋でありたいですね。
こういうかっこい、いい仕事をしていると、仕事が入り続けることは当然の結果です。だからかっこいい、いい仕事をする塗装屋にはいつも「仕事依頼」が「殺到」します。
かっこよく、いい仕事をすることは当たり前なのですが、
でもこれをすると時間が掛かるのです。
よくあることなのですが、一度どこかで塗り替えをされたお宅にお伺いすると、これでよく仕事が終わったと言えるな!そう思うところがいっぱいあるのです。
それこそまだ「下塗り」じゃないのかと思うところもあったりします。こういうところに限ってやっぱり「評判」がよくなかったりもするのです。以前はどこどこの塗装屋さん、会社さんにお願いして塗ってもらったのですが、、、
そのときいい仕事、当たり前に自分自身が「納得」できる仕事をしていれば、また「依頼」されていても不思議ではないからです。
でも違うのです。以前お願いした業者とは違うところにお願いする。これこそがお客さんから見た塗装屋の「評価」です。
早く仕事を「収める」ことも出来るかもしれません、そのときは多くを得ることが出来るかもっしれませんが、「失う」こともたくさんあるのです。
ダサく見える塗装屋になってしまう原因
・ダサく見える塗装屋になってしまう原因を解説
どんな塗装屋が「ダサく」見えるかというと、やっぱり「自信」がない人。でもそんな「自信」がない塗装屋でも、「自信」があるように見せることが出来るもの、それが見た目です。
現場に行く職人全員がピリッと同じ作業服で「統一」しているとどうでしょう?「バラバラ」の作業服でだらしない格好をしているのと比べると、「イメージ」が良く「ダサく」は見えないでしょう!
でもこれは初めのうちだけ、一瞬は何とか誤魔化せる(笑)
でもお客さんの目は「節穴」ではないです。
お客さんも話をすればいろんなことがわかるのです。それこそ話をするまでもありません。
塗り替えをするような「お客さん」であれば、「年齢」も重ねていろんな「人生経験」をしている方がほとんどです。もちろん塗装屋の職人よりも。
どれだけピシッとした「格好」で決めていたとしても、「お客さん」にはお見通しなのです。
それより、かっこいい塗装屋は、そんな「誤魔化し」をしなくてもかっこいいのです。かっこ悪くて「ダサい」塗装屋は見るからに「ダサい」のです。
仕事が出来るとか、いい仕事をする。こういう「レベル」ではないのです。
「かっこいい」からいい仕事をして、「ダサい」からいい仕事が出来ないのです。
かっこいい仕事が出来る塗装の職人は、ひと目見れば、言葉を交わせば「理解」できるのです。
かっこいい仕事をするために必要なこと
・原因の解決策を事例を交えて解説
当然見た目から入るのも「重要」です。かっこよくしていると、それに伴なってかっこよくなっていく。こんなこともあります。やっぱり「中身」も「成長」するからかっこいいのです。
塗装屋を始めたとき、どうだったでしょう?「中身」、それは「知識」や「経験」、それこそ何も分かりませんでした。「オドオド」することが多かったです。何を聞かれても応えられない。
それが少し「成長」すると、ちょっと「理解」が出来るようになるのです。
これだけでも随分違いがあると思うのですが、これではまだ「見習い」も同然です。
この見習いと「ベテラン職人」を比べると、比べ物にならないことが多いでしょう!
でもこれが「経験」を積み重ねることで、ますます「磨き」がかかるのです。よって「知識」も伴って「経験」も「豊富」、そこでもうひとつ「責任」です。
どれだけ仕事が出来るようになったとしても、「責任」があるのと無いのとは大違いです。
「成長」の先を見ると、どこまでも道は繋がっているのでキリがありません。でも道を進んでいくに従ってかっこいい仕事が出来る塗装屋になることが出来るのです。
かっこいい塗装屋になりたいなら気をつけよう!失敗しないための注意点まとめ
・かっこいい塗装屋を目指すときの注意点を解説
「一点」突き抜けよう!これだけです!
以上終わりです!
冗談です(笑)
でもそうじゃありませんか?
たくさんのことをやるよりも「一点」突き抜けた方がいい。
その方が何でも上達する。「技術」を「追求」して行ってみるとどうなるか?「鬼に金棒」の「技術」を身につけることが出来るのです。それも「スピード」を持って上達することが出来るのです。
でも、いろんなことを覚えよう、「技術」を身につけようとすると、なかなか身につけるのは難しい。それこそ時間が掛かって仕方がないのです。
ここでは塗装の職人から独立して、かっこいい塗装屋で生きていくためにを題材にしているので「技術面」を書きますが、「技術面」を磨くと他の面も磨くことが出来るのです。
私がそうでした、仕事が出来ると思って「独立」したけど、「独立」してみると大した事がないことを「理解」して、更に磨きをかけるように仕事をしたのです。
すると、「技術」に「自信」をつけた私には、「技術」だけではなく更に「自信」がついたのです。
「技術」に「自信」があるから、多少苦手なことがあっても、それが「自信」がない自分をカバーしてくれたのです。
スポーツ選手がそうですよね!何か「一点」突き抜けると、他のことも出来るかのように見えてしまうのです。出来なくても「自信」たっぷりに言われると、納得してしまうのと同じように。
いつまでもかっこいい塗装屋でいるために
・いつまでもかっこいい塗装屋でいる方法について解説
こうして一度「自信」をつけると、様々なことで生かすことが出来るのです。
「応用」が利くのです。身につけた「スキル」を活かすために、何かを身につけると幅が広がります。全然違う分野であってもそれをプラスすることで大きくなっていくのです。
小さな「雪だるま」を作って塗装屋で「独立」します。コロンと「転がす」ことでかっこいいがひとつ始まります。
またコロン、コロンと日々「転がし」続けることで、次第に少しずつ大きくなっていく。
「かっこいい」!と思っていたことが更に、また更に大きくかっこよくなっていく
小さなものから、「磨き」をかけてより「洗練」させて「継続」させる。
いつまでも「かっこいい」塗装屋でいるということ、それを「継続」させていくこと。同じことを行っていくことで作っていく、作って行けるのです。
「歳」を取るたびに老けていくという人もいる中で、「年齢」を重ねるに従って更にかっこよくなっていく人もいるのです。それはなぜかというと、いつもイキイキ楽しんで、更に「成長」しようと「意欲的」に生きているからです。
そこには今まで見えなかった、まだ「見ぬ自分」の「姿」があるのです。
まだ「見ぬ自分」の「姿」が見たい。それこそが「かっこいい」自分の「姿」、かっこいい塗装屋だと思うのです。
更に、「かっこいい」塗装屋になるために何をするのか?
「目標」を持っていることが重要です。
デカーい「夢」を描いて進んでいくのです!
まとめ
・かっこいい塗装屋になるためのポイント
「かっこいい」塗装屋って、結局どんな状態なのか?
あなたにも現状描いていることがあるでしょう!
私にもありました。それは会社を「有名」で「大きく」することです。でも「漠然」とそれだけを考えていた私は息詰まります。
「有名」になるとは?大きくするとはどのようなことなのか?それを考えずに歩んでいたのです。
結局こういうことではなかったのです。
「有名」でも、大きい事でもありません。
私にとって、かっこいいとはチャレンジすること、自分が「不安」や「恐怖」、「苦手」だと思っていたことにも「飛び込んで」やってみることです。「飛び込ん」で新しい「体験」をすることで自分自身が「喜び」「楽しみ」「成長」することです。
私も塗装の職人から独立して、「かっこよさ」を「追求」してきました。でもそれどころか、仕事とお金をを得るために必死、何もかっこよくはありませんでした。
必死に仕事をして気づきます。ただ目の前にある仕事を追いかけるだけでは、何も「魅力」が無い。自分で「チャレンジ」してこそいろんなことを「叶える」ことに意味がある。
それを「体験」したとき、道が少し開けてきたように思います。そこから少し自分の仕事に「磨き」をかけることが出来たのです。
もし、私が以前のまま意味のない「かっこよさ」を「追求」していたら、ここまで「かっこいい」と思える仕事をすることがなかったでしょう。
それこそ今書いているような「経験」はできなかったのです。あのとき仕事のことを「意識」したことで、より一層仕事に力が入っていったと思うのです。それくらい重要な「イメージ」、「行動」を起こすことです。
そんな私が、塗装の職人から独立して、十数年経ってから自分のお店を軌道に乗せて、今ではこんなことを言いながら、「自由」に過ごさせてもらっています。
あなたには私がしたような遠回りをして欲しくないのです。
だからこの文章を書いています。
この文章があなたの「独立」後の「事業経営」に少しでもお役に立てれば嬉しいです。