塗装の職人から独立失敗の現実とは?
・独立して失敗する塗装屋の現実を解説
塗装の職人から独立する、これは結構多いケースだと思うのでが、上手くいくのでしょうか?
私が塗装の職人から独立した際に体験したお話をさせていただきます。
塗装の職人をしている人の多くが一度は夢見る独立です。そのうちの数%が独立の道へと進んでいくわけですが、果たしてどれくらいの人が継続して行くのでしょうか?
私の周りでも独立する職人はたくさんいました。その多くはどこかの下請けで生計を立てはじめるのです。のちには失敗したといって辞めてしまう人もいたり。
それは当然かもしれません。独立当初から仕事をもらえることはそんなにありませんから、それよりも準備して独立を進める職人は少ないのではないでしょうか?
私がそのうちの一人です。周りを見て自分もやってみたくなったから独立したのですから、仕事なんてあるわけありません。
とにかく目の前にある仕事をするわけです。
独立してはじめは、こうしていろんな仕事をするのです。何だ!独立って大したことでもないじゃないか?誰でもできるじゃないか!そう思うのです。
それこそ独立して行動していると、いろんな人と知り出会って仕事をもらうことも出来るのです。順調に仕事を行って調子よく過ごすのです。
どうってことない!なにせ職人で仕事が出来るので、いつでもどこでも仕事をすることができるので、鬼に金棒です。
ところが、、、
独立職人と雇われ職人ではどこが違うのか?
・独立職人と雇われ職人の違いを解説
いろいろと考えることが出てくるのです。
お金が無い!お金が足りない!
おかしいな?
仕事をして順調なはずなのに、お金が足りない。こんなことが起るのです。そりゃそうです。仕事をして集金してもらってくるといろんなことに使ってしまうのですから!
それは子供がお小遣いをもらったときみたいに、心が躍るのです。そのときはもう自分が仕事をして儲けたことで浮足だっています。
何かにつけてお金を使いたくなるのです。ちょっと飯でもとか、になりがちです。
そんなことあるかい!
これは職人として雇われているときと同じようです。給料をもらうとどこかウキウキしてしまう。同じような気持ちになるのでした。
ちょっと待った!
これは全然違うのです。
給料は自分のものですが、集金してきたお金は全部自分のものではありません!
分かってら!
支払いをしないと、いけないことくらい分かっている!そこまでバカじゃないから!
でもどうやってお金を分けていますか?
お金には色がついていません。見た限りでは見分けがつかないのです。
集金してもらってきたお金を、上手に分けることができるでしょうか?
職人として雇われているときは、こんな面倒なことをしなくても、もらうお金は全て自分のものでした。それが塗装屋で独立すると全てを自分で行わなくてはならなくなる。これをしない人が失敗したとか言って退場していくわけです。
ここは考えてもいなかったし、理解もしていなかったのです。
それ以外にも勤めているときとは違うことがたくさんある。当然だ!独立すると全てが違うのですから、独立するということは、トップに立つということで、全てを自分が担って生きていくということです。
塗装屋が独立で得られるものと失うもの
・独立することのメリットデメリットを解説
ではどうして、そんな面倒なことがたくさんあるのに、独立をするのでしょうか?
そりゃ当然良い事があるからです!
良いこと、メリットですよね!
オレも独立して儲けるぞ!
そうです儲かるのです!
おーーーー!すげー!
あなたもそう思いませんでした!儲かるって!そうですよね!私もそうでした!仕事が出来るようになったのだから、自分でもできるのだから、儲かるのだから!やらなきゃ損!
こう思いました。たぶん(笑)
ま、それよりも希望があったのです!
勤めていると毎日同じことの繰り返しです。おまけに自由にならない。たまには寝坊もしたい!(笑)しょうもない動機でした。自分で自由に働きたい。ただサボりたかっただけです。
でも、みんなあるんじゃないですか?こんな気持ち!私はいっぱいありました。今でも抜けません(笑)
お金が儲かる、でも私にとっては自由の方が魅了的だった気がします。そうでしょ!働きたくなければ働かなければいいのですから、、、
後には、こんなことはできなくなりましたが、、、
でもこれも経験でした。仕事をしないなんて出来ないんだ、、、(笑)
冗談ですが!
自由と同じようにお金も手に入れたいので、やっぱり働きます。働けば働くほどお金もたくさん入ってくるのですから、そりゃ嬉しいわけです。
そして、お金の件にぶち当たるのです。おかしい、、、
次はデメリットを書かなくてはならない、、、
でも書き始めると、全てがメリットにつながって行ってしまう!どうしたものか?デメリットなんて思いつかないのです。
塗装屋で独立して失敗するとはどういうことなのか?考えてもメリットに変化してしまう!
困った。
独立当初の話をします。
これも言ってしまえば自分でコントロールできることです。
私がデメリットとしてあげたのが、仕事時間です。とにかく働きました。来る日も来る日も朝から晩まで!でもこれは勤めていても同じだと思うのです。
そして働けば働くほど自分のものになっていくのです。
それは、そのために使った時間、全てが自分のものへと変化していく、残っていくということです。
当然お金もそうで、働いた分だけ自分のお金も増えるのです。そして信用もやったことすべてが自分のものへと変わって行くのです。
独立しても上手くいかないのはなぜ?失敗の要因とは?
・塗装屋の独立での失敗例とその原因を解説
そもそも塗装屋で独立して失敗するって何でしょう?上手くいかなかったから失敗!?
私、失敗したんですよね、、、
よく聞くフレーズです。でも本当でしょうか?
私の場合は違いました。作業ではたくさん失敗してきたのですが、独立して事業を始めてからは失敗した経験はないのです。というか失敗というほどの事がないというか、、、
しまった!と思ってもどうってことはない!
なぜかって?
仕方がないからです。やり直せばいいからです。
それをしてしまうのも、経験が無いから、知らないからです。
でもよく考えてみてください!
何もわからずに独立して、初めから上手くいくはずなんてありません。
厚かましいですよね!
それこそ私たち塗装の職人は、自分たちで塗装の技術を持っているので独立するのに非常に有利なのです。最悪仕事さえあれば生きていけるのですから、
でも有利ではない方、それが経営なんです。当たり前と言えば当たり前です。
片や塗装の仕事が出来て独立する。片や事業が得意で独立する。どちらも強みがあって、それをどう生かしていくのかの違いです。
私たち塗装の職人が独立して、多くのことが理解できないことなんて当然なのです。特に私はまったく勉強もせず、仕事が出来るというだけで独立したのですから、、、
あなたも同じじゃありませんか!?仕事が出来るからって独立した。そうでしょ!?そうに違いないです。
塗装の仕事が出来て事業も出来るって、そんな神みたいな人がいますか?そりゃ長年経験していれば別ですが、塗装の職人から仕事が出来るからって独立したのに、そんなこと出来るわけがないでしょ!
でも正直に言います!
私はいつも失敗して落ち込むというより、何も考えずに新しいこと、自分がチャレンジすることを放棄していたように思うのです。
失敗と言えば失敗かもしれません。それよりも自信がなくて行動できなかった。やろうと思っても出来なかったのです。
やらないから失敗もしないのです。ずっと安全なところで生きてきたのです。頭では分かっているのです。やればどうにかなるのではないか!?
いやいや、そんなに甘くはない。それよりも上手くいかなかったら、カッコ悪いじゃやないか!いろいろ頭を過るんです。
でも、もしそれを行ってみたらどうなるのか?
失敗、上手くいかなかった経験をしている人は大丈夫です。それを経験しているからです。私のようにやりたいことが出来なかったりすると、それこそ失敗しているといってもいいかもしれないです。
やりたいと思ったことを行って、もし結果が伴わなかったとしたら!?どうでしょう?これはめちゃくちゃチャンスです。だってもう一度行うか。それこそちょっと変更して行ってみる。いろんなことを試すことが出来るのです。
それでも上手くいかないかもしれません。でもうまくいかないことを知っているということです。
もう経験済みなのです!
一歩進んでいる。
これが素晴らしいことなのです。
どんどん行動して、上手くいかない結果を得ることが一番重要なことです。
ということで失敗とは!?
上手くいかなかったではなく、何も行わなかったことなのです。
それこそ、塗装の職人で仕事をしてきて、オレも独立して稼ぎたいな!そう思っていても、でも、、、もし、、、あれが、、、これが、、、(笑)
独立したいな!と思っていても、何もしなければ時間はどんどん過ぎていく、もしそのときすぐに独立へ進んでいたらどうでしょう!
そりゃ上手くいかないことがたくさんあったかもしれません。でもそれ以上に大きな価値があなたのものになっていたに違いは無いです。
よく言います!これをすればお金が無くなるって!それがどうした!欲しいものや得たいものがあって我慢するほど愚かなことはないでしょう!いったいなんのために仕事をしているのか?それこそ何のために生きているのかわかりません。
ちょっと熱が入りましたが、、、(笑)
塗装屋が独立して失敗しないための方法を公開
・原因の解決策を解説
ちょっと見出しが微妙だが、、、ま良いとして(笑)
先ほども書きました。そもそも塗装屋で独立して失敗なんてない。ビビッて何もしない方が失敗って書きました。
でもこれ本当なんですよ!これ以上の損失はありません。あったら知りたいです。
独立には度胸が一番です!これさえあればどうってことはありません。何だって出来てしまう。それこそいっぱい上手くいかないことがわかるでしょう!(笑)でもそこはよく考えないと、何でもかんでも行ってしまう、それもどうかと思います。
やらなくては失敗もしない。やり過ぎるとどうにもならない。どうすればいいんだよ!やればいいんですよ!
とんでもないことを、やるわけではないでしょ?自分の仕事に関係していることであれば問題ありません。
でも、ひとつ
無茶すればいいわけではありません。でも程々に挑戦しなくてはならない。微妙、、、
でもそんなに酷く、取り返しがつかなくなることってあります?
それこそ、なぜ失敗しないで行動を制限してしまうのか、怖いから、いったい何が怖いのか?お化けでも出るっていうのか?そんなんことはありません。
でもなぜか怯えるのです。私が怯えていたこと、それは人の目です。
人の目がなぜそんなに怖いのか?お怯える必要があるのか?人の目が何かをするわけでもないのに。
ただ後ろ指を指されたり、噂されたりバカにされて笑われたりするだけなのに、でもそれが非常に気になるし、イヤなことなことだったんです。
しかし!よく考えてみると、人の目を気にして何も行動しない方が、怖いような気がするけど。人の目を気にして行動を起こさないとどうなるか?私はこれに気づいて行動を起こした!ではありません。
そんなことを言ってられなくなったのです。怖がっていられなくなった。周りを気にしている状況でもなくなったのです。
するとどうなったか?
はじめは上手くいかなかったけど、少しずつ花が開くように上手くいくことも増えて行ったのです。
塗装屋が独立するときに気をつけたいこと
・独立するときの注意点を解説
塗装屋が独立するときの注意点?私は何も考えなかったのでよく分からないのですが、今なら絶対に〇〇をやると思います。
〇〇ってなんだよ!
もったい付けずに言えよ!
、、、
考えてました(笑)
一番単価のいい仕事をすることです(笑)当たり前すぎて笑えますね。でも本当です。私が塗装の職人から独立したときの、逆をやればいいわけです(笑)だから笑うなって!
そしてすぐに会社にします。それか闇営業!冗談です。
お金の面を強化します。勉強します。勉強するといってもそんなに大したことではありません。お金の流れ、お金の使い方、お金について学びます。
なぜかって?それは私が独立したときの逆だからです(笑)塗装屋で独立して上手くいかない。ましてや失敗してしまうという人はお金のことを理解しなくて、上手くいかなかったからです。お金のことを理解するだけで、もっと上手に経営が出来ると思うのです。
お金というのは全ての仕事に必要なスキルです。何をするのもまずお金のことを理解する、そのために少しお金のことをかじって勉強するのです。
どこかでお話したように、お金は事業というゲームをする際に重要なルールだからです。
麻雀、トランプ、花札、どれも古いな(笑)どんなゲームをするときにも、そのゲームのルールを知らないと戦えないのです。だからルールとゲームで使うツールを勉強するのです。
もうひとつはあなたが何を考えているかです(笑)冗談ですが、でも本当です。あなたが何を考えて、どんなことに興味があって、何が欲しくて、何が、、、何が、、、いっぱいあなたのことを知ることで、より理解することが出来るからです。
人が何を考えるのか?人について学ぶでしょう!これもどんな事業、ゲームを行うにしても必要になってくるスキルだからです。
塗装屋が独立後に仕事を安定させるためにやるべきこと
・塗装屋が独立後に仕事を安定させるためにやるべきことについて解説
塗装屋で独立して仕事を安定させるために行うこと、安定といってもどのようなもの、何を安定させるのか?
事業を回して安定させるためにお金が必要です。
お金を借りて運用するのも手ですが、どちらにしてもいくらかお金が必要、それこそ定期的にお金を生み出すことです。お金を生み出すためには仕事をすることです。
ただ単に仕事をするだけでは上手くいきません。ひとつよりも二つ、二つよりも三つ、より多くの仕事が出来る環境が必要です。
仕事をたくさんするには、人の力が必要です。ただ人がいれば良いとは言えません。その仕事を良く理解して、効率よくこなしてくれる人がたくさん必要です。
仕事をたくさん効率的に熟せれば、もうこれで十分か?そうです肝心な仕事がなければ回りません。仕事をたくさん生み出さなければ回っていきません。
塗装屋で独立して失敗するということは、事業を継続できなくなるということです。仕事、お金、人、これらが事業を行う上でもっと重要だということです。
わかってら!
また当たり前のことを言ってしまいました。
でもこの当たり前のことができないから上手くいかないわけです(笑)間違いないです。ホントにこうやって考えてみると単純なんことなのです。
それが、、、なかなか、、、となってしまうのです。
大きな事業で成功するぜ!たくさん金を稼いでやるぜ!でもその前に!
本当に理解していますか?
まずはひとつを作ることです。お金があっても人がたくさんいても、結局仕事がなければ何も生み出すことができないのです。
小さなことでも良いのです。まず小さな仕事を生み出して、その仕事を継続的に生み出すことが重要です。人に手伝ってもらってお金を生み出して、継続させていくことです。
分かってら!
何回も同じことを言うんじゃない!
でもこれだけです。
明日も明後日も、来月も再来月も、来年も再来年も仕事が入ってきて継続する環境を創る。
大きいか小さいかの違いです。
どうでしょう!?
大きくてもこのサイクルがアンバランスなら、タイヤの1本の空気が少ないようなものです。スーッとスムーズに走れない。なんだか少し傾いているように走行すると、スピードを出すことができない。危険でもあるのです。
正にこれと同じですね!
何かがひとつかけているとスムーズにいかない。それが仕事だったら、来週の仕事がない。するとどうでしょう?仕事がないと働くことが出来ず、ボーっとしていても楽しくない。それこそお金も生み出せない。
当然上手く回らなくて、いつかは止まってしまうのです。
こんな事がないように、回る仕組みを創る。小さくても周り続ければ小さなものを生み出すのです。
まとめ
・塗装屋が独立して失敗しないために?
こんなタイトルで書いてきましたが、そもそも失敗なんてあり得ない。失敗は何もしないところからしか生まれる。
何かを得ようとして行動していると、必ず上手くいくこと、上手くいかないことが明確になってくるので、上手くいくことが見つかって成功する。
塗装屋の独立は小さいか大きいかは別にして、やってみることが重要です。そもそも何もしないでいると、失敗体験さえもしない。止まっている状態と同じです。
右かな?左かな?考えるのは必要です。でもいつまでも考えてはいられない。どちらかを決めて先に進むこと。
進んでいけば必ず何をやるかが分かってくる、そのとき思い切って行動を起こすことが出来るか?
思っているのなら、考えているのなら、いつまで考えていてもわからない。本を読んで勉強することも大切、でもどれだけたくさん本を読んでもわからないことはある。
本を読んでもわからない。実際に身体を使って動かして見なければ、プールに入って浮かんでみなければ、手足を動かしてみなければ泳げるようにはならないから。
まずはやってみる。これだけではないかと思うのです。
是非試してみてください。
私も塗装の職人から独立して、「失敗」どころか。行動することができない経験をしてきたのです。でもこの経験があったから、いろんなことがわかったのです。
それこそ上手くいかなかったから、行動を起こさなく手はならない状況になったのです。ずっと上手くいく経験ばかりでは今はありません。
自分が行ったことが、上手くいかなかったから、何かを考える必要が出てきたのです。もし行動しなくてもそこそこ上手くいっていたら、今も行動を起こしていないかもしれません。
それこそ今書いているような経験はできなかったのです。あのとき上手くいかなくてよかった。だからこそ行動する機会を得ることができたのです。
でも自分が望んでいたことは、結局は上手くいかない経験からしか生まれなかったのです。そこからヒントを得て成長することができたのです。
そんな私が、塗装の職人から独立して、十数年経ってから自分のお店を軌道に乗せて、今ではこんなことを言いながら、自由に過ごさせてもらっています。
あなたには私がしたような遠回りをして欲しくないのです。
だからこの文章を書いています。
この文章があなたの独立後の事業経営に少しでもお役に立てれば嬉しいです。